なぜギックリ腰はクセになるのか?
「またやってしまった…」
ギックリ腰を経験した方の多くが、こう言われます。
ではなぜ、ギックリ腰は繰り返すのでしょうか。
あしたば整骨院では
痛みが消えたことと、
原因が治ったことは別と考えています。
痛みは自然に引いていく
ギックリ腰は急性の炎症です。
関節に強いストレスが加わると
関節内に炎症物質が増え
それを守ろうとして筋肉が強く緊張します。
このとき関節の内圧が高まり
強い痛みが出ます。
しかし炎症物質は時間とともに減少します。
筋肉の防御反応も徐々にゆるみます。
すると
痛みは軽くなります。
多くの方はここで
「治った」と感じます。
でも関節のズレは残っている
問題はここからです。
炎症のきっかけになった
関節の位置関係のズレそのものは修正されていない
これがポイントです。
関節はとても賢くできています。
一箇所の動きが悪くても
ほかの関節が補うことで
全体として動けるように調整します。
つまり
ズレたままでも
体はなんとか使えてしまうのです。
これが
ギックリ腰後に症状が落ち着いた状態です。
なぜ繰り返すのか
ズレが残っているということは
関節のバランスは不均衡なままです。
その状態で
前回と同じ負荷
あるいはそれよりも軽い負荷がかかったとき
再び炎症が起こります。
「前より軽い動きだったのに…」
これは偶然ではありません。
関節が不安定な状態のままだからです。
体はズレたままでも安定させてしまう
ここがとても重要です。

私たちの体には
恒常性維持機能という仕組みがあります。
今の状態を保とうとする力です。
たとえ関節がズレていても
脳はその位置を
「現在の正しい位置」
として記憶してしまいます。
そしてその位置を維持しようとします。
だからこそ
ズレは自然には戻りにくいのです。
クセを断ち切るために必要なこと
ギックリ腰がクセになる本当の理由は
炎症が治まっただけで
関節の位置関係が整っていないから。
この状態が続く限り
繰り返す可能性は残ります。
外から骨格の位置を修正し
脳がその位置を新しい基準として受け入れる。
そこまで行ってはじめて
本当の意味で
「クセが抜けた状態」
になります。
まとめ | なぜギックリ腰はクセになるのか?
痛みが消えることと
原因が解決することは違います。
ギックリ腰がクセになるのは
体がズレた状態に順応してしまうから。
だからこそ
炎症が落ち着いた後こそ大切なのです。
