通院の間隔について
通院の間隔は、からだの状態から判断するのが望ましいと考えています。
しかし実際には、どのような状態のときに、どのくらいの間隔で通院するのが適切なのかは、分かりにくいものです。
そこで、
痛みや痺れ、張りといった症状から判断する通院間隔
からだの歪みの程度から判断する通院間隔
この二つの視点から考えていきます。
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症状の観点からみた通院間隔
まず、症状の強さや変化を基準にした場合の通院間隔です。
施術開始の初期段階では、1週間に1度の施術を行うことを提唱しています。
これは、からだの反応を確認しながら、安全に変化を積み重ねていくためです。
症状が軽減してきた場合は、2週間に1度へと間隔を空けていくのがよいでしょう。
そして、痛みや痺れ、張りなどの自覚症状がほとんど無くなった状態であれば、月に1回程度のメンテナンス施術へ移行し、からだのバランス維持を目的とした通院が適していると考えています。
このように症状を基準にする場合は、患者さん自身の体感や感覚に判断を委ねる部分が大きくなり、どうしても少しアバウトな指標になりやすいという特徴があります。
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歪みの程度からみた通院間隔
一方で、からだの歪みの程度から通院間隔を判断する場合、考え方は大きく変わります。
この場合は、痛みなどの症状を判断基準にしません。
たとえ痛みがなくても、歪みが残っていれば通院間隔は狭く設定します。
歪みは大きく分けて
ねじれ
傾き
前後のズレ
この三つで構成されています。
それぞれの歪みを確認するために、対応する徒手検査を行います。
歪みの状態として最も良くないのは、この三つすべての歪みが同時に存在している場合です。
この段階では、痛みや強い緊張を伴っていることが多く、日常生活でもつらさを感じやすい状態です。
施術が進み、歪みのレベルが下がってくると、痛みや張りといった症状は改善してきます。
このとき多くの方が「かなり良くなった」と体感しますが、症状の改善と、からだのバランスが完全に整った状態はイコールではありません。
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本当の意味で歪みが改善した状態とは
歪みが本当の意味で改善してくると、からだの軸が安定して整ってきます。
その状態は、徒手検査においても明確に確認できます。
徒手検査を行っても崩れにくく、安定した反応が示されるようになったとき、初めて通院間隔を空けて様子を見る段階に入ります。
このプロセスを踏むことで、
「一度良くなったのに、すぐ痛みがぶり返した」
といったケースは、格段に起こりにくくなります。
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歪み評価に基づく具体的な通院間隔の目安
徒手検査によるからだの軸の安定性を基準にすると、以下が一つの目安になります。
座位で腕を水平に保つ検査において、腕を押されても落ちない状態まで安定している場合は、2週間に1度の施術が推奨されます。
さらに、仰向けで行う下肢の安定性検査がしっかりと保たれるようであれば、1ヶ月に1度の施術で問題ない状態と判断します。
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まとめ ~通院の間隔について |あしたば整骨院~
通院間隔は
症状という分かりやすい指標
歪みという客観的な身体評価
この両面から判断することが重要です。
症状だけに頼らず、からだの軸や安定性を確認しながら通院間隔を調整していくことで、再発しにくく、長期的に安定したからだづくりが可能になります。

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