【2026年5月8日開催勉強会レポート】身体の「健全度」判定と、3つの歪みの評価・解釈手法
身体の「健全度」判定と、3つの歪み(ねじれ・傾き・ズレ)の評価・解釈手法
日時 2026年5月8日

勉強会の概要
今回の勉強会では、
患者様の身体が現在どのくらい良い状態なのか、
あるいは回復に時間がかかる状態なのかを示す「健全度」を客観的に判定し、
階層化(松・竹・梅など)する評価手法について学びました。

これにより、
「あと何回の施術で良くなるか」
「現在はどの程度回復しているか」
といった患者様の疑問に対し、
勘ではなく明確な指標を持って答えられるようになることを目的としています。
主な学習・実践内容
1. 身体の歪みの3要素(ねじれ・傾き・ズレ)の関連性評価

身体の歪みを「ねじれ」「傾き」「ズレ」の3つの要素に分けて評価する手法を実践しました。
例えば、
骨盤の「ねじれ」を取り除いた際に、
上半身の筋出力(腕の挙上に対する抵抗力など)が安定するか、
あるいは低下してしまうかを検査します。
歪みはこれら3要素が複雑に絡み合っているため(三すくみの状態)、
1つの歪みを取った際の全身の連動性や反応を見ることで、
現在の身体の健全度を正確に把握します。
2. 強制中間位(ベースの作成)による反応テスト
検査の際、
まずは一時的に身体を強制的に真っ直ぐな状態(中間位)に保持し、
力の入り具合を確認します。
この「ベースを作る」作業により、
正しい位置で身体が安定して機能するかどうかをチェックし、
その後にどちらの方向へ調整をかけるべきか(施術の方向性)を見極める技術を共有しました。
3. 「フェイク(代償姿勢)」の見極めと根本原因の追求
健全度が低下している身体は、
本来の小さな歪み(根本原因)を隠すために、
別の部位に大きな歪みを作ってバランスをとろうとする「補正(代償)」が働きます。
検査時に一見すると反応が良く見える「フェイク(嘘をつく体)」の状態に騙されず、
身体がどのように歪みを逃がしているのかを見抜き、
本当の原因にアプローチするための高度な解釈について議論・実践を行いました。
まとめ
今回の勉強会では、
スタッフ同士で実際に検査・評価を行い、
身体の複雑な代償メカニズムについての理解をさらに深めました。
この学びを日々の臨床に活かし、
患者様へより正確で分かりやすいお身体の状態説明と、
根本原因に的確にアプローチする施術を提供してまいります。



