産後では遅い?骨盤矯正について解説

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    産後では遅い?骨盤矯正を出産前に行うメリットや産後の骨盤矯正について解説

    骨盤矯正と聞くと、産後に行うものとイメージする方は多いのではないでしょうか。

    産後の体は、骨盤が大きく開いている状態となります。

    そのままにしていると尿もれや体の不調などを感じる可能性があります。

    妊娠は女性の体に大きな影響を与えるため、マタニティケアはとても重要だといえるでしょう。

    今回は、出産前に骨盤矯正を行うメリットや産後の骨盤矯正も含めて解説します。

    ぜひ参考にしてみてください。

     

    妊娠中から骨盤矯正を行うのは母子ともに良い

    出産前に骨盤矯正を行っておくことで、赤ちゃんにもお母さんにも良い影響があります。

    妊娠中に骨盤が歪んでしまうのは、妊娠3ヶ月頃から卵巣ホルモンの一種である「リラキシン」が分泌されるせいです。

    リラキシンは、体に赤ちゃんを受け入れるために靭帯などをゆるめて、骨盤を広げていきます。

    出産のために必要なことです。

    しかし、骨盤は体の土台ともいえる部分なので、このような変化は腰痛や肩こりの原因になりやすいです。

    妊娠4ヶ月頃がリラキシンの分泌がピークとなり、6ヶ月頃から徐々に分泌が低下されていきます。

    妊娠後期になると落ち着いていたリラキシンの分泌が増加します。

    さらに骨盤を広げて行くので人によっては腰痛がひどくなる可能性もあるでしょう。

     

    リラキシンの分泌により、骨盤を広げることで赤ちゃんを支える器を作っています。

    そのため、骨盤のゆるみは仕方がないものです。

    したがって、ゆるむことによって起きる体の不調を骨盤矯正を行って調整していくと良いです。

    一般的な骨盤矯正と出産前の骨盤矯正では、アプローチの考え方が違ってくるので専門的な知識が必要といえます。

     

    出産前に骨盤矯正を行うメリット

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    妊娠中にリラキシンの分泌により、骨盤が開いてしまいます。

    しかし、出産前から骨盤矯正を行うと多くのメリットを得られます。

    以下では、出産前に骨盤矯正を行うメリットをみていきましょう。

     

    お腹の張りを抑えて赤ちゃんの負担を減らせる

    出産前に骨盤矯正を行うことで、妊娠中のお腹の張りを抑えて、赤ちゃんの負担を減らすことができます。

    妊娠中にお腹が張ると、子宮口に内圧がかかり、赤ちゃんや胎盤に影響を与えるのです。

    出産間近であればあまり問題ありません。

    しかし、妊娠初期や中期の期間はお腹が張ると早産になる可能性が高まります。

    母体・赤ちゃんの負担を減らすためにも、出産前から骨盤矯正をおすすめします。

    体のバランスを整えておくことが大事です。

     

    逆子の予防になる

    赤ちゃんは、お母さんのお腹の中で動いているため、頭の位置がよく変わります。

    そのため、逆子と呼ばれる頭が下にない状態になる赤ちゃんも一定数いるのです。

    妊娠中期頃までは、頭の位置がコロコロ変わります。

    妊娠後期になる頃には、赤ちゃんの頭も重たくなり、頭が下向きになります。

    しかし、中には逆子のままの子もいるのです。

    なお、逆子になる原因ははっきりしていません。

    一説にはお母さんの骨盤の幅が狭い場合、赤ちゃんが動きにくく逆子になりやすいと言われています。

    出産前に骨盤矯正を行い、歪みを治して正しい位置にすることで、逆子になりにくい状況を作りだすことができるでしょう。

     

    腰や股関節の痛みを軽減できる

    骨盤が歪むと筋肉が緊張し、骨盤全体がねじれてしまいます。

    妊娠中にそのままにすると腰痛が起こり、股関節の痛みも生じます。

    また、骨盤のバランスが悪くなり、体液の巡りが悪くなります。

    これが冷え性や血行不良の原因となり、赤ちゃんを育てにくい環境を作り出します。

    しかし、骨盤矯正を行うことでこれらの痛みを回避できます。

    そのため、出産前からのケアが大切です。。

     

    産後の体調が安定しやすい

    出産前に骨盤矯正を行っていることで、産後の体調が安定しやすいという点もメリットです。

    本来、産後1ヶ月程度の産褥期を経て、骨盤は自然に元の位置へと戻っていきます。

    一方で、リラキシンは産後も6ヶ月程度は分泌し続けていき、不安定な状態が続くのです。

    徐々にリラキシンの分泌は減少していきます。

    その上、産後の姿勢変化や慣れない育児などで日常の変化が起きます。

    出産前にしっかりと骨盤矯正を行っていることで、産後に体の不調を感じにくい傾向があります。

    基本的に整骨院・接骨院での施術は、プロが専門的な知識のもと、妊娠中の方用のケアが可能です。

     

    出産後の骨盤矯正は必須!

    出産前はもちろんのこと、産後の骨盤矯正は必須だといえます。

    産後の女性は骨盤が大きく開いている状態なります。

    それが原因で体型が変化したり、冷え性や体の痛みを感じたりと不調を感じる人も多いのではないでしょうか。

    以下では、産後ケアで骨盤矯正が必要な理由、最適な時期を紹介します。

     

    出産後に骨盤矯正が必要な理由

    出産後、女性の体は非常に疲弊しています。

    授乳や育児中には無理な体勢が続き、骨盤がズレることがあります。

    正しい位置に戻らない骨盤は、体のバランスを悪化させます。

    適切な時期に骨盤矯正を行うことで、骨盤のズレを正すことができ、これにより体の不調が和らぐと期待されます。

    骨盤矯正は、早くボディラインを戻す助けにもなり、出産後の体重減少だけでなく、体型も美しくなります。

    正しい位置に骨盤を調整することで、姿勢も改善され、体のバランスが整い、全体的な健康状態が向上します。

    出産後の骨盤矯正は、多くの女性にとって重要なケアです。

    このように、出産後の骨盤矯正には多くのメリットがあるといえます。

     

    出産後の骨盤矯正に最適な時期

    出産を終えてすぐに骨盤矯正を行うと、体の負担が大きくなります。

    最適な時期を理解しておきましょう。

    普通分娩の場合は、産後1ヶ月程度から骨盤矯正が可能です。

    出産してから時間が経過すると、骨盤が固定されてしまい、骨盤矯正をしても効果ができにくい可能性があります。

    1ヶ月検診で異常なしと診断され、肉体的・精神的にも安定した状態で骨盤矯正を始めてください。

    帝王切開の場合は、より母体に負担がかかってしまっているので、傷口がしっかりと塞がってから始めましょう。

    急いで骨盤矯正をしようとしても、傷口が開いたり、炎症を引き起こす可能性があります。

    開始時期は主治医の判断を仰ぐと安心です。

     

    まとめ

    出産前の骨盤矯正は、お母さんと赤ちゃんに良い影響を与えます。

    姿勢が改善され、腰痛や肩こりの軽減に繋がり、出産時の負担が軽減されます。

    さらに、血行が良くなり、産後の回復がスムーズになりやすいです。

    骨盤矯正によりホルモンバランスが安定し、精神的な安定にも繋がります。

    このように、出産前の骨盤矯正は多くのメリットがありますので、ぜひ試してみてくださいね。

     

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