トリセツ(あしたば整骨院のガイドブック)をホームページに公開いたします。あしたばのトリセツと題して、あしたば整骨院に通院されているクライアントのみなさまに情報をお伝えするページとなります。

トリセツ(ガイドブック)

 

 

はじめて来院された患者さまへの御礼

あしたば整骨院へお越しいただき、ありがとうございます。まず、施術についてはいかがだったでしょうか?
当院に通院されているほとんどの方がご紹介によって来院されています。

そのため、みなさん他所の整骨院や整形外科、鍼灸、カイロプラクティック、整体などを巡っているうちに、「なかなかよくならない」と色々な葛藤がある中で、人づてに当院をご紹介いただくケースが多いようです。

骨格の専門家として

そのようなご事情をよく耳にしているため、私たちは、筋骨格系(筋肉、関節、骨格)のスペシャリストとして、最後の砦となるべく日々精進しております。

最初はだれでも不安です

それでも、通院の初期には「本当によくなるのかな?」といった不安もあるかと思います。
ただ、このご縁は、ご紹介者様が実感された治療効果に基づいて、ご紹介をしていただいたと確信しております。そのため、あなたにとっても本物の治療となることを心より願っております。ひとまず、一言御礼申し上げます。

治療情報をお伝えします|~あしたばトリセツ~
整骨院トリセツ 治療情報

このあと、トリセツとして記載されている内容は、根本的な整体治療を進める上で必要だと考えたものばかりです。そのため、できる限り簡潔にまとめるようにしましたが、それでもやや長くなってしまいました。時間があるときにご一読いただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

初回来院後に心がけること|~あしたばトリセツ~
整骨院トリセツ初診

トリセツとしてまず記載するべきは、初回の来院後にどのように過ごすか、どんなことに気をつけるべきなのかなどの情報と考えました。すでにわかっているよ。という方は飛ばしてください。

常連なのに…

このトリセツは初回来院の方向けに執筆したものですが、もし、常連なのに「こういう内容は聞いてないよ」という方がいらっしゃいましたら、院長と当院スタッフのコミュニケーション不足です。心がけますのでツッコミをいれてください。質問や疑問にも知っている限りの回答をしていますので、バンバン投げかけてください。よろしくお願い致します。

運動や体操を追加しない

健康意識の高まりから、治療をはじめた方は「自分でも何かやらなくちゃ」という気持ちが芽生えるようです。施術後についてのページでも詳細に記述していますが、運動は少し待ってください。なぜなら、まだからだは曲がっているからです。骨格がまっすぐになって軸が安定してきた時点で好きな体操や運動を始めるようにしてください。

戻りがあると認識する

整体の治療は、痛みを取るのが目的ではなく、あくまで、骨格をまっすぐに整えることです。施術を受けると、からだがスッと伸びて、痛みや張りが軽減する感覚が起こります。
その後、そのまま維持されれば良いのですが、そうは問屋がおろさないのが現実です。

恒常性維持機能(ホメオスタシス)が優れた人体

なぜならば、姿勢をコントロールしている脳(自律神経や潜在意識など自動制御を司る組織)が“違和感を感じるから”です。脳からの視点では、痛くても今まで長い間落ち着いていた姿勢や骨格位置こそがデフォルト(基準)であって、変化させられたからだは「今までと違う」と感じてしまいます。

戻りは必ず発生している

そこで、脳は全力で元のからだの位置へ戻そうと働きかけます。その働きにより、また姿勢が崩れはじめます。こうやって一回の整体では骨格は定着しないのですが、施術を反復することで定着し始めます。

反復して繰り返すことによる学習効果

わかりやすいのは勉強に代表される学習です。難解な問題を公式を使って解答できるようになったとします。しかし、数日経ったらまた解けなくなる。また、勉強しなおすことで解けるようになる。反復学習のたまものです。

通院間隔について|~あしたばトリセツ~
トリセツ通院間隔 頭痛腰痛人気の整骨院 千葉

治療開始時の通院頻度について

治療を始めた最初のうちは、できる限り間隔を詰めて通院されるようにお伝えしております。具体的には、適切な通院間隔はおおむね1週間に1回程度です。この間隔が重要である理由は、当院の施術を評価する仕組みに関連しています。施術を受けることによって、体にとって最適な方向へ動かし、症状を改善することを目指しています。

施術の評価と適切な間隔

たとえば、坐骨神経痛の患者さまの場合、下肢に向かう神経が圧迫されていることがあります。このような場合には、神経に触っている骨格(椎間孔や椎体そのもの)の位置を変えることで神経の圧迫症状が改善されます。一般的な坐骨神経痛の知識はこちら

あしたば整骨院はここが違う

骨格をどの方向へ動かせば良いのかを判定するために、当院では独自の検査を行います。このとき、今回の施術が体にとって好ましかったのかどうかを判明するのは、次回の施術の始めに行う検査となります。したがって、1回完結ではなく、施術と検査のつながりで評価を行なっています。

間隔が空きすぎると評価が難しくなる理由

そのため、前回との間隔があまりに空いてしまうと、正しく評価を行うことができません。このような理由から、最初のうちは間隔を詰めて通院していただくようお願いしております。これは、最も効果的な治療結果を得るために必要な対応です。

予約の取りにくさについて

当院の予約がいっぱいで、「そうは言うけど、予約が取れないのではないか」とご指摘をいただくことが多々あります。その場合でもご安心ください。あしたば整骨院では、治療初期の方には、ある程度まとめて予約を取るなどの対応を行っております。詳しくは、遠慮せずにスタッフまでお申し付けください。スタッフがしっかりと対応させていただきます。

治らないひともいる|~あしたばトリセツ~
トリセツ 手術が必要な時もある 千葉の整骨院

すべて治るとは限らない

あしたば整骨院で治療を受けることで、必ずしも全ての人が治るわけではありません。実際に、治らない方もいらっしゃいます。治らない代表例としては、手術を受けた方が挙げられます。しかし、手術がすべて悪いというわけではありません。どうしても手術によって病巣を取り除かないと回復しないケースもあります。

手術後の組織の変化

ただ、メスが入ることで組織の連続性はほぼ確実に断たれます。そうなると、手術前の状態とは異なることを理解しておく必要があります。特にプレートや金属が入っている場合、本来の状態には戻りません。

改善を目指そう

とはいえ、元の位置にできる限り近づける努力はできます。この説明として「本来の位置の手前には壁があって到達はできないが、ほど近くまで、つまりは壁際までは行くことが可能です」と、私たちはそのような提案を心がけています。

組織の損傷と手技療法の限界

さらに、組織の損傷がひどい場合、治すのは難しいです。手技療法には限界があり、魔法のようにすぐに治す技術は存在しません。このような場合には、手術が適応となることが一般的です。そのため、手術という選択は最後の手段として考えておくと良いかもしれません。

メンテナンスの重要性

別の角度からお話しすると、痛めた体が治った後にメンテナンスをせずに放置し、再び痛めることを繰り返す方もいます。残念ながら、こういった方々は初めのうちは治療が可能ですが、時間が経つにつれて治しづらくなります。組織の損傷や変形が大きくなり、やがて手技療法の限界を超える状態となります。このようになると、私たちがお手伝いすることは難しくなります。

過去の治療と現在の状態

この状況は、「以前は簡単に治ったのに」と発言する方に該当します。「以前」とは何年前かと尋ねると、「10年前」という回答が返ってくることも珍しくありません。現在の医学では、からだの経年劣化を免れることは難しいのです。

徐々に治りづらくなるのが普通

そのため、からだが徐々に回復しづらくなっている現状を理解し、どうやって良い状態で維持するかを考えて取り組むことが重要です。当院では、そのための取り組みを行っています。

施術の仕組みについて

あしたば整骨院の施術は、優しくからだを揺らす治療とイメージされています。行っている行為で言えばその通りです。しかし、動かし方はそんなに単純な話でもありません。
まず、患者さまが持つ最適な方向を見極める事から施術を開始します。そのひとが持つ動きのパターンにより、いくつかのタイプに分けられます。当院ではざっくり4つにわけています。そのタイプにも順行と逆行があるようで細分されていきます。

また、からだは歪みを補整するためにねじれ状態を作り出し、かばう姿勢(体勢)を維持することがあり肩口と骨盤の動き方向が逆転する現象が見られます。
これらのからだで起きている状態を解析することで、どの方向へどのくらい動かしていくかを検証して治療の計画を立てます。

施術時に行なっている徒手検査の解説

あしたば整骨院で行っている検査(評価)はからだの軸が安定しているか、不安定なのかを判断するために行なっています。からだの軸は姿勢の制御に重要な役割をもっています。そのため、毎回の施術時に必ず確認していきます。
そのさいに利用するのが、腕の強さ、脚の強さを確認する体軸の検査(評価)となります。

うでの強さを調べる検査

腕の強さを調べるテストは、背骨のねじれを評価する基準として活用しております。毎回の施術で繰り返し確認することになりますが、この意義を軽くお伝えします。寝ている時や座位で腕を挙げておき施術者が動かそうとすることに抵抗する検査です。

検査の概念

手技療法の世界ではドロップアームテストやアームフォッサテストと呼ばれている検査方法の一種です。当院で行う検査は独自の改良と解釈を加えているため、臨床的にはОリングテストと呼ばれる検査方法と類似した意義をもっています。Оリングテストについて詳しく知りたい方は検索してみてください。

安定すると…

背骨のねじれが少ない状態であれば、腕を下方へ引っ張られてもびくともしません。これは腕を支える力がからだの中心へ向かって集中しており安定しているからです。
逆に、背骨のねじれが強いときは、からだを支持する力が不安定であるため、いとも簡単に引っ張られた力により腕を支持できなくなります。

足の強さを調べる検査

今度は、足の強さ(支持力)を調べていきます。この検査は骨盤や胸郭といった面積を持っている骨格における歪みを評価するものです。
特に、骨盤での仙腸関節の離開が発生していると、なかなか安定しないことがわかっています。そのまま放置していると、ある日突然「ギクッ」と痛めてしまう、ぎっくり腰を発症するリスクが高まります。

検査をされたときの感覚について

これらの検査を行うとき、患者さまが感じる感覚として、引っ張られ方が変わるという現象があります。これは施術者がいちいち変えているとかではなく、患者さまの体の中の力の流れ方に変化が起こるため感じるものです。この感覚を受ける方向が正解のルートであることが多いことがわかっています。
このからだの仕組みを利用して、どの方向へからだを動かせば、まっすぐに整うのか評価しながら治療をすすめています。

メンテナンス整体で健康維持|~あしたばトリセツ~

あしたば整骨院ではメンテナンス整体を推奨しています。
トリセツ メンテナンスが重要 頭痛腰痛改善千葉の整骨院

痛くなくても定期的に整体を

整体でからだがよくなった後にも月に一回のメンテナンス施術を受けることには、いくつかの重要な理由があります。まず、予防的ケアが挙げられます。体が改善された後でも、日常生活の中で姿勢や動作のクセがあり歪んでいくことがあります。定期的なメンテナンスによって、これらのクセや歪みを早期に修正し、再発を防ぐことができます。

整体はバランス維持に貢献

また、身体のバランスを維持するためにも役立ちます。整体施術は筋肉や骨格のバランスを整えることを目的としていますが、生活習慣やストレス、運動不足などが原因でバランスが崩れることがあります。月に一回のメンテナンスによって、このバランスを保ち続けることができます。

柔軟性を発揮します

柔軟性の維持も重要なポイントです。施術によって改善した柔軟性や可動域が時間と共に戻ってしまうことがありますが、定期的に施術を受けることでこれを保ち続けることができます。

物理ストレスの軽減にも寄与

さらに、メンテナンス施術はリラクゼーションとストレス管理にも貢献します。施術を受けることで、リラクゼーションの時間を確保し、ストレスや緊張を軽減することができます。これによって、全体的な健康を保つことができます。

定期的にチェックする利点

最後に、定期的な施術は体の状態をチェックする機会でもあります。小さな不調や異常を早期に発見し、対処することで、大きな問題に発展するのを防ぐことができます。このように、整体施術後も月に一回のメンテナンスを行うことで、体の健康を長期間にわたって維持し、より良い生活を送るためのサポートになります。

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