院長ブログ– 創業物語 –
「創業に至るまでの道のり」を掲載
これから、このページに当整骨院が誕生するまでのストーリーを綴っていきます。
創業者が「目に見えない痛み」に向き合い続けた経験と想いをもとに、皆様の健康を支えるための軌跡をお伝えします。
ぜひお楽しみにお待ちください!
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報酬(Reward) ~創業までの物語⑨~
法則が見えたとき、再現性が生まれ始めた 東日本大震災という最大の試練を乗り越えた久保は、自分に残された課題を見つめ直した。 ――永続する治療院をどう築くか。 これまでは、「治せる治療」をひたすら追求してきた。 その結果、患者からの信頼も得てい... -
動かぬ時間、消えかけた灯 ~創業までの物語⑧~
動かぬ時間、消えかけた灯 2011年。 あしたば整骨院は開業から10年目を迎えていた。 経営は相変わらずの低空飛行。 患者には「評判の整骨院」と映っていたかもしれない。だが、実際には多くの課題を抱えていた。 スタッフは何人も入れ替わり、組織として... -
看板は大きく、財布は空っぽだった ~創業までの物語⑦~
看板は大きく、財布は空っぽだった 分院を退職し、自分の院を持つ その決意を固めた久保は、これまでの“治療の旅”を形にするため、人生最大の挑戦に踏み出した。 だが、「開業する」という現実は、想像以上に苛烈だった。 ― 店舗を探す。だが、どこも... -
試練・仲間・敵 ~創業までの物語⑥~
わかってくれる人がいた。わかってもらえない場所もあった 分院での施術が軌道に乗り、来院者数も右肩上がり。 頭痛の改善という自身の“革命”を経て、久保の施術には明らかな変化が生まれていた。 カイロプラクティック、SOT、鍼灸、あん摩、それらすべて... -
試練の始まり ~創業までの物語⑤~
首が整った瞬間、世界が静かになった 分院という小さな舞台から 鍼灸学校を卒業した久保が次に進んだのは、個人経営の整骨院だった。経営者は柔道整復師で、地域に根差した2つの院――本院と分院――を構えていた。 久保が配属されたのは、その分院だった。ス... -
出会いが開く、新たな治療の扉 ~創業までの物語④~
出会いが開く、新たな治療の扉 学びの扉を開く ― 鍼灸学校への挑戦 鍼灸学校への入学は、久保にとって人生2度目の専門課程だった。 23歳。当時の久保は、すでに整骨院での現場経験を積んでいたが、「もっと深くからだに働きかける手段があるのでは」と感じ... -
医療への疑問 ~創業までの物語③~
「これは、本当に“治療”なのか」 ~医療への疑問~ 高校生になっても、久保の身体には不調がつきまとっていた。群発頭痛の発作は以前よりも頻繁に起こり、左目の奥が焼けるように痛んだかと思えば、視界が揺れ、呼吸もままならなくなる。発作はおよそ30... -
冒険への呼びかけ ~創業までの物語②~
「治してくれる人」との出会い ~冒険への呼びかけ~ 骨が折れてるんじゃないか…… ~冒険への呼びかけ~ それは、小学5年の秋。落ち葉が風に舞い始めた頃のことだった。 掃除の時間、下足場のすのこを雑巾がけしていた久保は、ふいに足を滑らせ、右足首... -
目に見えない痛み ~創業までの物語①~
日常世界(Ordinary World) -その痛みは、誰にも見えなかった その痛みは、誰にも見えなかった 久保が“異変”を感じたのは、小学4年生の冬の日だった。前夜に降った雪が白く積もる登校の道。ふだんと変わらない帰り道を歩いていたそのとき、不意に足元...
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