膝痛
めまいに関するからだの仕組み
めまいに関連する耳の神経は、前庭神経と内耳神経が知られています。これらは、2つとも脳神経の領域に属しています。
脳神経とは、頭蓋骨の床面から出てくる脊髄神経の一種です。そして、頭の付け根部分(項部)に圧力がかかっていると、神経が圧迫を受けてしまいます。その結果、神経の働きに関する問題が発生します。したがって、一般的に「首が悪いとめまいにつながります」と説明しています。これは、あくまで頚椎、くびに起因するめまいについての解説です。
めまいとは、『機能的なめまい』『構造的なめまい』『脳疾患などの疾患が原因めまい』に分かれます。
圧力と関係のないくも膜下出血や硬膜下血種などの脳内疾患には整体は無効です。90%以上のめまいには整体はよいものですが、
残り10%には、気をつける必要があります。
整体で効果が見られるのは、めまいの中でも、耳の構造上に問題がないものです。そして、脳にも問題が無いときは機能面の問題であるとされます。したがって、機能面の問題、つまり、働きの問題であるものが整体の適応範囲となります。
『耳の組織には問題がなく、神経の働きに問題がでているめまい』ということです。この場合、病院の検査では原因がわからない突発性という診断をうけます。そして、とりあえず対症療法的な処方をされる場合がほとんどです。こういった、めまいに対しては整体が成果をあげる可能性があります。
もし、命名された病名が、頚性めまいや良性頭位性めまいなら整体は著効するでしょう。それ以外も、原因不明のめまいの場合は整体を検討する価値があります。
ぜひ、お試しください。
めまいの論議に必ず出てくるのが、加齢によるめまいです。これは、一見すると、納得しやすいものですが事実は少し異なります。
つまり、年齢が高いとめまいになる人は多いが原因とは言い切れない。ということです。
めまいと年齢には、確かに相関性はあります。しかし、原因かと言えば違うと考えています。
つまり、年齢により、他の問題が発生した。その結果、めまいが誘発された。という構図です。
この場合、年齢によって発生した問題を解決しないとめまいは改善しません。
そこで、整体の出番です。めまいの整体では、主に頚椎の問題を確認し、解消します。
そうすることで、めまいは治らないものから治るものとして扱うことができます。
それを、年齢のせいにすれば、めまいは治らない扱いになります。
だって、人間は若返ることは無いのですから。
めまいを整体で改善するための情報です。千葉のあしたば整骨院では、整体でめまいを改善する具体的な仕組みをお伝えします。めまいの中で、整体によって改善可能なのは、「良性特発性発作頭位めまい」と「頚性めまい」です。また、もう一つ可能性があるとされるのが「突発性めまい」あたりです。要するに、原因不明で機能性なめまいです。
あしたば整骨院で対応できるめまいは、この3つです。それ以外に、メニエール病などの診断をされたが医療機関で効果がなかったものです。これは、頚性めまいである可能性が高いためです。では、具体的な施術方法をお伝えします。当院であっても、患者さま1人1人で原因がことなるのですべてを解説はできません。しかし、代表的な例と施術の考え方を記載しますので、参考にしてください。
あしたば整骨院で機能的なめまいを改善するときの考え方です。このとき、頭部と上位頚椎とのスペースを空ける施術を行います。なぜならば、頚性めまいや頭位性めまいが、このポイントの圧力によって引き起こされるからです。めまいの仕組みで、脳神経から内耳神経と前庭神経があると説明をしました。この神経が圧迫されることにより、めまいという症状を引き起こします。したがって、圧迫を解消できれば、症状はなくなるという概念です。
めまいの原理と改善方法を書くのはそれほど難しくないです。しかし、改善できるかと言えば、そう簡単ではないはずです。それは、この頭部と上位頚椎の空間は触れることができないからです。そして、この情報はほとんど出てきません。なせなら、この空間を直接触ろうとすると、指一本で耳の後ろのくぼみを押すことになります。これは、触ってみればわかります。直接アプローチは無理であることを意味します。そのため、改善方法が具体的に書かれる事も無いというわけです。
しかし、諦める必要はありません。前述の通り、直接のアプローチは困難です。しかし、間接的なアプローチであれば、改善の余地があります。そして、あしたば整骨院のゆらゆら整体は元々、間接アプローチが主流です。ここから、具体的な施術方法をお伝えします。
ここからは、かなり専門的な話ですので、興味のある方のみどうぞ。
まず、頭部の位置と安定度合いを独自の検査で確認します。これは、位置の不整を見つける事が目的です。そして、環椎とのバランスがとれてれば、足で行う力学テストの安定がOKな状態となります。次に、頚部全体と環椎、軸椎の位置と安定度合いを独自の検査で確認します。これは、先程と逆に、体幹からみた上位頚椎の位置の不整を見つける事が目的です。頚椎全体とのバランスがとれていれば、腕で行う力学テストの安定がOKな状態となります。
頭部と上位頚椎の位置関係と安定性を検査できました。あとは改善する方向(安定する方法)に動かしてみて、検査と評価がOKな状態になることを確認します。そのさいに、症状の改善とスペースの確保ができたかも一緒に評価します。こうすると、めまいは改善するようにすすんでいきます。