千葉市中央区大森台にある整体で姿勢を美しく。
京成「大森台駅」徒歩1分のあしたば整骨院の久保です。
違いとは?整骨院・整体・整形外科の施術内容の違いや施設の選び方について紹介
整骨院・整体・整形外科、それぞれ別の施設だとは理解していても、何が違うのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
実際はさまざまな違いがあります。
今回は施術内容の違いやそれぞれの施設の選び方について紹介します。
整骨院と整体の違い
大きな違いは、施術者が保有している資格です。
整骨院の場合は、柔道整復師のみに開業が認められているので施術対応も柔道整復師しかできません。
整骨院では、骨折・脱臼・捻挫・打撲などのケガに対して施術を行います。
急性外傷の負傷には、健康保険が適用されるため患者様への柔軟な対応が可能です。
一方、整体は無資格でも施術者になれます。
社内研修で勉強をしながら実務経験を積む人や、技術を取得するために各種スクールに通ったり、通信講座で学んだりして民間資格を取得する人も多いです。
整骨院とは違い、保険適用の施術はできません。
主に手技によって骨格の歪みを調整します。
さらに、筋肉のこりや疲労感を軽減させ、体全体のバランスを整える施術を行います。
ケガや痛みの治療というよりは、慢性的なこりの緩和、美容・ダイエットを目的とした骨盤矯正など、リラクゼーション目的のもみほぐしが基本です。
整形外科と整骨院の違い
整形外科は、名前の通り医療機関です。
医師が問診・触診を行い、さらにレントゲンやCT、MRIなどを用いて痛みや体の不調に対しての診断を下します。
整骨院では自費診療になる肩こりや腰痛などの慢性的な疾患でも、整形外科の場合は保険適用になる点が違いです。
ただし、整形外科でもヘルスケア・美容目的の自費診療メニューを取り扱っているケースもあります。
手技が基本の整骨院とは違い、整形外科はリハビリもありますが湿布や投薬などの治療がメインです。
そのため、マンツーマンの対応は望めません。
症状にあった施設の選び方について
施設名だけでは、違いが分かりにくいものです。
それぞれの特徴や目的を自分で理解しておくことで、どの治療院を受診すると良いかがわかるでしょう。
整体以外の整骨院・整形外科は各種保険が適用されます。
例えば、骨折・脱臼・捻挫・打撲など明らかに負傷原因がわかる場合は、整骨院や整形外科を受診しましょう。
ただ、診断名がついている場合に整骨院では保険診療となるため、最初に整形外科を受診して診断を受けてください。
その後、整骨院でじっくりと施術してもらうようにしましょう。
診断書などを依頼する場合も、整骨院では対応できないので、整形外科を受診します。
整形外科にリハビリ施設がない、投薬などでは治療をしたくないという場合は、整骨院を優先的に選びましょう。
特にスポーツによる肉離れや靭帯損傷時に、手術が必要なくリハビリのみで治療が可能な場合は整骨院の通院がおすすめです。
ぎっくり腰になった場合も、整形外科や整骨院で保険診療を受けられます。
初めてのぎっくり腰だと、まずは医療機関を受診し、その後の施術を整骨院という流れでも良いです。
一方で、過去に何度もぎっくり腰になってしまい、整形外科や整骨院では思うように改善しなかったというケースもあります。
その場合は、整体を利用してみて筋肉の緊張や痛みがある部分の周辺の筋肉をほぐすなど、別のアプローチが可能です。
自費治療院の選び方
整形外科では診断が出ず、異常はない場合、整骨院や整体での治療を検討しましょう。
診断がないため、自費診療になります。
しかし、施術所によって治療内容も価格も異なります。
そのため、失敗しない選び方を理解しておくと良いです。
選び方のポイントとしては、以下を意識してください。
- 痛みの原因を全て骨盤の歪みと主張している
- 時間単位の料金
もちろん、痛みや辛さの原因が骨盤や骨格の歪みというケースはあります。
しかし、全てにおいて歪みが原因とは限りません。
体全体の姿勢や筋力バランスが崩れることで、体が痛みを感じたり、不調を感じたりするものです。
また、そのほかにもさまざまな原因が考えられます。
従って、なんでも骨盤や骨格の歪みだと言ってしまう治療院はおすすめできません。
きちんと問診やカウンセリング時に、細かな部分まで聞き取りを行い、正確な原因を捉えてくれる治療院を選びましょう。
また、時間単位で料金を決めている治療院もおすすめできません。
もちろん、30〜120分などで決めるのは問題ありません。
ですが、中には1〜10分程度と細かく料金を設定しているケースもあります。
結果的に、患者様の費用負担が大きくなってしまうことがあります。
時間単位だとしても、どのように区切られているのかよく検討してみてください。
自賠責保険や労災保険のケース
ケガの中には、自賠責保険や労災保険が関係してくるケースもあります。
交通事故などで自賠責保険の対象になっている場合は、まず整形外科の受診が必要です。
自賠責保険と健康保険の併用は可能です。
よって医師の許可を得られれば整骨院での施術もできます。
整形外科と整骨院を併用する場合は、必ず相手方の保険会社に連絡してください。
労災保険の対象になる通勤中・勤務中のケガの場合は、自分で整形外科か整骨院か選んでも問題はありません。
ただし、労災保険と健康保険の併用はできないです。
整形外科や整骨院によっては、労災保険指定医療機関に認定されているケースもあります。
その場合は一時負担金は0円で施術を受けられます。
労災保険を使用して、整形外科と整骨院を併用する場合は、まず整形外科の医師に許可を得てからにしましょう。
まとめ
今回は、整骨院・整体・整形外科の違いについて紹介しました。
保険適用になるのか、施術の違いなど、さまざま違いはあります。
よく理解しておきましょう。
自分の症状や、痛みや辛さの長さなどによって来院する施設を選んでください。
今回ご紹介した選び方についても参考にしていただき、辛さの解消を目指しましょう。