患者さまの定義を記載したページです。あしたば整骨院では、クライアントと患者は別の定義で使っています。つまり、同一人物であっても状態や取り組み方によって呼び方が異なるということです。
患者さまとは「わずらっているもの」
「患者」という感じを直訳すると、「わずらっているもの」ですよね。何かの病をわずらっている者だから「かんじゃ」です。それでは、わずらっていないが、当院に来院される場合には、患者さまだとちょっと変です。しかし、実際に来院される多くのひとが“わずらっていない者”です。
クライアントは依頼者
クライアントは英語の呼称ですが、日本語にすると「依頼者」と訳せるようです。あしたば整骨院では、わずらってないけど、通院している方をクライアントと定義しています。
クライアントの目的
クライアントの目的は、自分のからだのパフォーマンスを向上したい。痛くないけどからだが悪くなるのを防ぎたい。などの前向きな動機によって来院されます。
患者さまとクライアントの違い
一方で、わずらっている人の来院目的は、痛みの改善や緊張の解消、辛いからだがよくなりたい、よくしたいといった消極的な理由で来院されています。そのため、症状が改善されると患者さまのマインドの方は来院を辞めてしまう可能性が高いといえます。
患者マインドが問題を増幅する
わずらっている人の考え方は、痛いから行く。痛く無くなれば行かない。だと思います。医療の視点では、これが普通です。しかし、からだを整えると見方を変えてみると、この考え方には一つ考えるべき落とし穴があります。それは、平常時には健康は自分で守るものという観念があるからです。
歪みは自分では気づきにくい
平常時は、自分で管理するべき健康ですが、歪みは自分では気づきにくいものです。病気もそうですが、予防するための生活習慣は大切ですが、最終的には、どれだけ早く気付くかにかかっています。そのために、健康診断などを定期的に活用している方が多いのではないでしょうか。
クライアントの目的は健康診断のようなもの
そこで、クライアントさまの来院目的をみてみましょう。クライアントはすでに痛みなどの問題は解消され、「患者」ではありません。健康を維持していくための依頼者です。少なくとも当院ではそう定義しています。そのため、表現の仕方も変化をつけています。
定期的なメンテナンスでクライアントに
あしたば整骨院では、予防医療を目指しており、予防的な歪みの解消と、それに伴う歪みやねじれの早期発見を心がけています。そして、このサービスを受ける人こそがクライアントさまであり、メンテナンスの整体となります。