群発頭痛

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群発頭痛

専門の医師が正しく症状を聞き取れば診断を間違うことは無いほど、群発頭痛は片頭痛や緊張性頭痛とは全く異なります。また、群発頭痛の激烈な痛みは世界3大疼痛の一つとされ、「目が取れるよう」「目の中に心臓がある」「目の奥をキリでえぐられる」などと例えられます。海外での例になりますが、一命は取り留めたものの、あまりの痛さで痛い方の目に向けて銃を撃ったという話もあるようです。
しかしながら、群発頭痛の発症原因は不明です。『毎年同じ季節』『毎日同じ時間』など周期的に激しい痛みが起こり、仕事や生活に著しい影響を及ぼします。
なお、片頭痛についてはNPO標準医療情報センターのホームページ『片頭痛』をご覧ください

特徴

千葉で有名な整体あしたば整骨院 頭痛 悩み



  • 頭の片側(前頭部から側頭部にかけて)が締め付けられるような強烈な痛み

  • 目がえぐられるように目の奥や周辺が強烈に痛い

  • 頭痛や目の周辺の強烈な痛みが15分から180分続く

  • 頭痛と共にほかの不快症状も現れる(目の充血、涙、鼻づまり、鼻水、まぶたのむくみやまぶたが上がらなくなる(下垂)、顔面の発汗など)

  • 頭痛時には、興奮し落ち着きがなくなる

  • 夜間から睡眠中に起こることが多い

  • 1~2ヶ月 毎日のように繰り返す

  • 半年~2年おきに痛くなる

  • 繰り返し起こり、仕事や家事に大いに支障をきたすほどの痛みを伴う頭痛


群発頭痛が起こる原因


群発頭痛により起こる激痛は海綿静脈洞の腫れが原因と言われております。海綿静脈洞とは、目の後ろ、頭蓋骨の基底部にある太い静脈です。 海綿静脈洞の役割は、顔の静脈から集まる血液を心臓へ送ることです。 現在、群発頭痛のメカニズムには、諸説あり未だに解明されていません。


男性ホルモンの過剰分泌が関与している説


群発頭痛は女性より男性の方が圧倒的に多いことから、男性ホルモンの過剰分泌が原因とする説もあります。しかし、女性の患者さんが(ゼロ)という訳ではないので断定することは出来ません。
ですが、女性でも発症をする方がおり、群発頭痛のすべての方に当てはまるとは言えません。また、男性の方が女性の3~7倍多い頭痛ですが、最近は女性にも増えてきたといわれています。


体内時計の乱れが関与している説


脳内の視床下部の視交叉上核に『体内時計』は存在します。また、別名とは『生物時計』とも呼ばれます。
群発頭痛が睡眠時の決まった時間に起こりやすいことから体内時計の乱れが関与しているとも言われています


『体内時計』について
人間には地球の自転による24時間周期に合わせてリズムを刻む「体内時計」が備わっています。なお、体のほぼすべての臓器に体内時計がありリズムを刻んでいます。脳の体内時計から各臓器などに指令を出し、基本的な機能は意識をしなくても日中は体が活動モードになり夜間は休息モードに切り替わります。具体的には、体温やホルモン分泌、血圧の日内変動や自律神経の調節なども体内時計が刻む生体リズムのひとつです。この約24時間周期のリズムをサーカディアンリズム(概日リズム)といいます。


遺伝子の異常や何らかのウイルス感染などが発症に関与している説


群発頭痛は、春先や秋口、年末などの季節の変わり目に多いため、水痘ウイルスとの関係も考えられるようです。


『水痘ウイルス』とは
病原体は、水痘‐帯状疱疹ウイルス(varicella zoster virus:VZV)。一般的には「みずぼうそう」と言われています。主に子供に見られる疾患であり、その中でも2~8歳が多いです。
飛沫感染・空気感染(患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる感染)や接触感染(水疱や粘膜の排出物に接触することによる感染)などにより感染すると考えられています。
日本での有効な予防法は予防接種です。2014年10月1日から、水痘ワクチンが定期接種となりました。水痘患者に接触した場合でも、3日以内にワクチンを接種すれば80%から90%発病を予防でき、家族内感染の予防や施設内感染の防止に有効とされています。また、発症した場合でも症状の軽減化が期待できます。詳しくは、NIID国立感染症研究所『水痘とは』をご覧ください。


診断


片頭痛や緊張型頭痛と同じく国際頭痛分類の診断基準に従い診断されています。


群発頭痛の診断基準(国際頭痛分類第3版)

A. B~D を満たす発作が5 回以上ある
B.(未治療の場合に)重度~きわめて重度の一側の痛みが眼窩部、眼窩上部または側頭部のいずれか1つ以上の部位に、15~180 分間持続する
C. 以下の1項目以上を認める
➀頭痛と同側に少なくとも以下の症状あるいは徴候の1項目を伴う
a) 結膜充血または流涙(あるいはその両方)
b) 鼻閉または鼻漏(あるいはその両方)
c) 眼瞼浮腫
d) 前頭部および顔面の発汗
e) 縮瞳または眼瞼下垂(あるいはその両方)
➁落ち着きのない、あるいは興奮した様子
D. 発作の頻度は1回/2日~8回/日である
E. ほかに最適なICHD-3の診断がない

引用:一般社団法人 日本頭痛学会『頭痛について知る』


ICHD-3では、医師や研究者などの医療関係者、さらには患者や市民が頭痛に関する知識などを見ることが可能です。最新の世界の国際頭痛分類を用いて、頭痛医療と頭痛研究の質的向上,裾野の広がりが加速されることを期待されています。



治療


群発頭痛は一年のうち、限られた数週間から数か月の間に集中的に毎日毎晩起こります。その期間、異常な興奮状態を脳は繰り返します。患者さんはご自分の群発期間をよく把握しましょう。『寝つきの悪さ』『夜間の突然の覚醒』『顔面の額のあたりの赤らみ』などの起こりそうな予兆として挙げられています。このような症状が現れ始めたら、すぐに専門の医師を受診しましょう。そして、頭痛発作の予防薬を処方してもらい服用することが大切です。


高濃度の酸素吸入


昔から有効であるとされています。医療機関で純酸素をゆっくりと15分くらい吸入する方法です。また平成30年度診療報酬改定により保険適応になりましたが、現行の治療で軽快される方には保険適応になりません。重度の群発頭痛の患者さんのみ対象になっております。ちなみにスポーツ用品として販売されている酸素スプレー缶では数分でなくなるため効果は得られません。


スマトリプタンの点鼻薬


片頭痛の頭痛発現時にも用いられます。鼻腔内投与する方法です。また群発頭痛は鼻汁を伴うことが多く反対側の鼻粘膜から薬液を吸収させる法がより有効と考えられています。おおよそ15分ほどで効果が現れてきます。こちらは保険適用外です。


スマトリプタンの自己注射


皮下に自分で自己注射する方法を指導してもらい、皮下に自分で自己注射する方法です。スマトリプタンの点鼻薬は15分で効果が現れます。しかし、自己注射の場合は注射後5分くらいから効果がでます。したがって自己注射は群発頭痛の激痛から逃れる最も有効な方法かもしれません。ただし注射に抵抗がある方、注射を人前ですることに抵抗する方が多くいるため、あまり普及されていません。なお、唯一保険適応の治療法です。詳しくは、一般社団法人 日本頭痛学会『付録 スマトリプタン 在宅自己注射ガイドライン』をご覧ください。


リドカイン


表面麻酔薬をスプレーで鼻粘膜に撒布する一番手軽な治療法です。これは30%くらいの群発頭痛の患者さんにのみ有効とされております。しかし医療保険適応になっておりません。


またスマトリプタン以外のトリプタン製剤の錠剤や口腔内崩壊錠(速容錠)でも効果が得られることもあります。担当の医師と相談のうえ、最も有効な発作回避法やトリプタン製剤を選ぶことが大切です。


予防薬

発作が多い(月3、4回以上)、頭痛がひどすぎるなど、何らかの理由でトリプタンが使えない、予防した方が経済的に安い時などは、予防薬を毎日飲むこともあります。月10回を超えそうであれば(例えばトリプタンを月10回内服する状態)薬物乱用頭痛となり、薬からの離脱が難しくなります。そこで、予防薬を用いて避けるという場合もあります。なお、内服開始後、約半年で効果判定を行います。
例:製品例 ミグシス、クリアミン、インデラル、デパケンなど


予防


発作期間中、アルコールは控えましょう


群発期には、少量のアルコールでも頭痛を誘発する場合があります。群発期が過ぎれば飲酒をしても頭痛は起こらなくなります。


規則正しい生活を送れるように心掛けましょう


特に春先や秋口、年末年始など頭痛が起こりやすい時期の生活リズムを崩さないよう心掛けましょう。


禁煙をしましょう


喫煙は、群発頭痛の誘因であるという明確な根拠はありません。ですが群発頭痛のある人には喫煙者が多く、群発期は禁煙することが勧められます。


就寝時間は不規則にならないようにしましょう


長時間昼寝をしたりすると、予想外のタイミングで頭痛が起こることがあります。なるべく同じ時間に頭痛が起こるようにしますと、自己注射などの準備ができます。



整体と群発頭痛


群発頭痛で悩まれている方は、片頭痛や緊張型頭痛と比較すると少ないです。ですが、群発頭痛は激痛のため、家事や仕事など生活に支障が出るようになります。


あしたば整骨院の整体は、毎日の通院をおすすめしておりません。なぜなら、少しずつ歪んだ身体に『いい姿勢』を教えていきます。そのためには、時間が必要になります。例えばポキッと姿勢に急な変化を与えた場合、身体は驚き抵抗します。さらには痛みも出る場合があります。一方、あしたば整骨院は毎回身体を評価し歪みを根本から治すゆらゆら優しい整体です。すなわち身体に無理のかからない整体のため、痛みを伴いません。よって、お子様からご年配の方まで身体に負担を掛けずに施術を行うことが出来ます。さらに歪みの根本治療を目指し、痛みにくい自然な身体へと導く施術を行っております。


群発頭痛での激しい頭痛に耐え悩まれている方、是非当院の施術をお試しください。群発頭痛の原因やメカニズムについて未だに解明されていません。当院では、身体の歪みが原因だと考えております。頚椎、背骨、骨盤、肩甲骨などの歪みから自律神経や血流などに影響を与え、群発頭痛を招く要因の一つとして考えています。


軽い症状の場合、病院や一般的な整骨院などで群発頭痛が改善される場合もあります。一時的に改善されても耐えがたい痛みは、すぐに再発する可能性が高いと思われます。群発頭痛は日常生活に支障を与え、自殺頭痛と言われるほどです。当院には群発頭痛に悩まれていた方が通院され改善されています。さらには、当院長も群発頭痛の経験者。優しく揺らす手技で今後痛みの出にくい身体づくりに力を入れています。



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