整体施術後に腰痛で起きる痛みを和らげる方法を解説

整体施術後に腰痛で起きる痛みを和らげる方法を解説。千葉の整骨院。美容師腰が痛い
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整体施術後に腰痛で起きる痛みの原因は?痛みを和らげる方法を解説

整体は、全身のバランスを整えるので腰痛や肩こりと言った痛みを緩和する方法として知られています。

整体に行くことによって、痛みがなくなり、爽快になれると思ったのに、なぜか施術後すぐに腰痛で悩まされてしまうという方も多いのではないでしょうか。

施術後に起きる痛みの原因はいくつかあります。今回は痛みの原因や痛みを和らげる方法について解説するので、参考にしてみてくださいね。

整体施術後に起きる痛みの原因

腰痛で整体へ来院した後、体がほぐれて軽くなるという場合がほとんです。

しかし中には、翌日以降に腰痛が悪化したような気がするといった方もいます。

以下では、整体後に痛みが起きる原因についてみていきましょう。

好転反応の可能性

整体を含め、体をほぐした場合に「好転反応」というものが起きる可能性があります。

整体に行くと体の歪みがなくなり、全身のバランスが整えられて、血流が良くなるものです。

今まで流れの悪かった血の巡りが良くなると、細胞が活発に動き始め、体内に溜まった老廃物を排出しようとしたり、細菌と戦い始めたりします。

その結果、倦怠感・痛み・頭痛などの体調不良を引き起こしやすくなるのです。

鈍くなっていた体の感覚が整体によってよみがえるので、症状が以前よりも悪化したように感じることがありますが、このような状況を好転反応と呼びます。

もみ返しの可能性

好転反応に似ているようで違うのは「もみ返し」による痛みです。

整体などの施術を受けた翌日など、時間が経過してから施術した箇所が筋肉痛のような痛み、だるさを感じる場合はもみ返しの可能性が高いといえます。

もみ返しは、筋肉に対して過度な力で揉みほぐしたことで、筋組織が傷ついて炎症を引き起こしている状態です。

炎症が起きているため、痛みを発生させて腰痛が悪化したように感じられるでしょう。

好転反応と同じだとイメージする人もいますが、実際は全く異なります。

好転反応の場合は、体が徐々に良い方向に向かっている時に発生します。

一方、もみ返しの場合は、筋組織が傷ついて炎症を引き起こしている状態です。

もみ返しになる理由は、とにかく強いもみほぐしたを受けることです。

痛みが続く時は専門の医療機関を受診してください。

内臓疾患の可能性

施術刺激や血流の改善だけではなく、心筋梗塞や狭心症などの内臓疾患から肩や背中、腰などにこりのような痛みが出る場合があります。

病気になっている内臓と離れている場所に体の痛みが出ることを「関連痛」や「放散痛」と呼び、体を動かしていなくても痛みが生じる場合がほとんどです。

そのため、整体施術後に体を動かさなくても痛みを感じる、痛みが強くなっているなどの場合は内臓疾患の可能性が考えられるので医療機関への早期受診をしましょう。

痛くないが整体の基本

本来、整体というのは痛みを緩和させるためにあるので、痛くありません。

整体は骨格の歪みを整え、血液やリンパの流れを良くすることで、自然治癒力をアップさせます。

患者様がもつ治癒力を引き出し、体の不調を改善するといったヘルスケアのひとつなのです。

施術中に痛みを伴うような手技は行いません。

また、万一患者様の痛みが強ければ、無理な施術はしません。

そのため、基本的に整体自体は痛くないものだと思ってくださいね。

腰痛の痛みが悪化した場合の対処法

整体施術後に腰痛で起きる痛みを和らげる方法を解説。千葉の整骨院。

腰痛の痛みが悪化した場合、どのような対処をするのがベストかわからないという方も多いのではないでしょうか。

以下では、施術後に痛みが悪化した場合の対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

安静にする

どのような痛みの場合でも、まずは安静にすることが大切です。

好転反応やもみ返しの場合は、基本的に2〜3日で痛みは緩和します。

しかし、痛みが生じている時に無理をして体を動かしていると、症状の改善がどんどん遅れるどころか悪化してしまう可能性もあるのです。

できる限り体を動かさず、横になって休むようにしましょう。

入浴をする

体を温めて血流を改善することでも、整体後の体の痛みに対して効果的な場合があります。

特に入浴をすることで、体の芯から温まることができるので、十分に効果が期待できるでしょう。

38〜40度のお湯で10分ほど入浴すると、ゆっくり体が温まります。

早く温めようと40度以上の熱いお湯や長時間の入浴の場合は、交感神経が優位になり、リラックス効果が得られない可能性が高まるため、設定温度と入浴時間には十分注意しましょう。

アイシングをする

好転反応やもみほぐしで痛みを感じている場合、アイシングがおすすめです。

用意するものは氷のう袋もしくはビニール袋だけでOKでなので、簡単に始められます。

アイシングの方法は、以下のとおりなので参考にしてみてくださいね。

  1. たっぷりの氷を氷のう袋、もしくはビニール袋に入れる
  2. 少量の水を入れる
  3. 腰の痛みがある部分に直接当てる
  4. 20〜30分ほど当て、3〜4時間後に再度実施

アイシングしている時間が長い、と感じるかもしれません。

痛みを軽減するためには、時間のあるときにアイシングを行うのが効果的です。

冷却には保冷剤やアイスパックを使うこともできますが、温度がマイナスになるため凍傷のリスクがあります。

そのため、直接肌に触れないようにタオルなどで包んで使う工夫が必要です。

また、保冷剤やアイスパックはすぐに冷える反面、すぐに温度が上昇するため持続性に欠けます。

効率的な冷却を求める場合は、氷水を使ったアイシングの方が効果的とされています。

安全性と効果を両立するために、冷却方法を選ぶ際は十分な注意が必要です。

アイシングをする際、冷たすぎる場合はタオルを挟んでもOKです。

痛みが長引く場合はすぐに医療機関を受診

自分で対処をしてみても、なかなか痛みが引かない、むしろ痛みがひどくなるという場合は医療機関への受診をおすすめします。

稀に、過度な施術を行われて骨が折れたり、人体が傷ついたりする人もいるのです。

痛みに対しての心配が続くようであれば、一度医療機関で詳しい検査をして、原因をはっきりさせましょう。

まとめ

今回は、腰痛で整体へ行った後に起きる痛みの原因について紹介しました。

好転反応やもみ返しなど、さまざまな原因がありますが、中には内臓疾患など重大な病気が隠れている可能性もあります。

整体での施術は基本的に痛みを伴うものではありませんが、回復に向けた体の変化による痛みや強い刺激による痛みなどさまざま考えられるでしょう。

あまりにも痛みが続く、痛みが増した、などがあれば早期に医療機関を受診してください。

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