頭痛とは?

頭部の床面には脳神経と呼ばれる12対の神経が脳から直接伸びます。そこで、神経の出口を、圧迫や圧力、炎症による刺激が持続的に加わることで頭痛は発生します。頭や首の筋肉が伸び縮みしたりすると、それぞれの部位で痛みの刺激を受け取る部分が反応して頭痛となります。

機能性頭痛の分類

機能性頭痛は大きく3種類に分かれます。それは、筋緊張性頭痛、血管性頭痛、群発頭痛と呼ばれています。しかし、機能性頭痛の範疇に属するものは、原因となる刺激は同一である傾向が強いのも特徴です。さらには、改善方法もそれほど違いがありません。したがって、分類はあくまで症状の出方に対するものです。

筋緊張性頭痛

血管性頭痛

群発頭痛

そのため、根本的な原因は、頭部への圧力(特に内圧)の上昇です。そこで、緊張性頭痛では筋肉の緊張による圧力が痛みの原因となります。血管性頭痛では、圧力に対する血流の拡張が原因となります。さらに、群発頭痛では、圧力に対する神経の興奮が原因となる。といった具合になります。

 

頭痛

筋緊張性頭痛について

筋肉の緊張などによる張力が引き金となり発生した頭痛をいいます。筋肉自体が痛むことは少なく、頭部の組織や、神経が刺激を受けることで頭痛となる。特徴として「頭が絞めつけられた」ような痛みを感じることが多く、組織が筋肉の張力によって圧迫、もしくは牽引されている状態となります。
仕事のストレスや、姿勢、運動不足が原因のほとんどです。また、最近ではお子様においても勉強時の姿勢や、テレビゲームのやり過ぎが原因となることが多くなったといわれています。
なお、整体では筋肉の緊張が軽減することにより、筋緊張性頭痛の症状を緩和することができます。

詳しくは『緊張性頭痛』のページをご覧ください。

血管性頭痛について

頭痛になる原因が血管の拡張によって引き起こされる場合の名称です。一般的に「偏頭痛」と呼ばれています。片頭痛とは一側に起こることが多く、また女性に多く見られます。
頭痛が発生するメカニズムは脳へ向かう血流が少なくなることで、血管は反動としてセロトニンというホルモンが血管を拡張するように働きます。拡がりすぎた血管ではズキズキと拍動性の痛みを感じるようになります。
根本的な原因は「脳に向かう血流が少なくなる」という事です。一度、発生してしまった偏頭痛をすぐに解消するためには服薬で一時的に痛みを和らげるという方もおられます。

詳しくは『片頭痛』のページをご覧ください。

群発頭痛

世界3大疼痛の一つと言われるほど激烈な痛みが特徴的です。「目が取れるよう」「目の中に心臓がある」「目の奥をキリでえぐられる」などと例えられます。
発症原因は不明です。しかし『毎年同じ季節』『毎回同じ季節』『毎日同じ時間』など周期的に激しい痛みが起こり、仕事や生活に著しい影響を及ぼします。


詳しくは『群発頭痛』のページをご覧ください。

脳内疾患

くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎は頭痛で発症する疾患です。その他にも動脈解離や慢性硬膜下血腫などがあります。病気を疑うような症状の場合は病院に行かれれることをお勧めいたします。
病気を疑う時の症状

  • 突然の激しい頭痛

  • 徐々に悪化する頭痛

  • 嘔吐を伴う頭痛

  • ろれつがまわらない、言葉がでない

  • 手足の麻痺や目の症状(めまい、まっすぐ歩けない、けいれん発作など)を伴う頭痛

  • 血圧が高くなる
  • 頭痛には整体を試みよう

    千葉人気で有名な整体 頭痛

    機能性頭痛と呼ばれるものは、頭痛全体の90%以上とされています。つまり、ほとんどの頭痛は、機能性頭痛といえます。それだけ、服薬や我慢で乗り切っている人が多いということです。

    服薬しても、我慢しても解決してないのであれば、整体を試してみてはいかがでしょうか?

    当然、きちんと病院で検査をした上でです。しかし、検査をしても異常はないと診断されれば、病院では薬しか出ません。そこで、必要なのは次の一手です。それが、当院のゆらゆら整体です。

    症候性頭痛は医療機関で

    そして、圧力と関係の無い頭痛もあります。医療機関はそれを発見するためにあります。整体は、くも膜下出血や硬膜下血種などの脳内疾患には無効です。つまり、90%以上の頭痛にとって整体は有効です。しかし、残り10%には、気をつける必要があります。

    あしたば整骨院の取り組み

    あしたば整骨院では、頭痛の起因である背骨のねじれを改善します。その結果、筋肉の緊張による圧力や血流の阻害要因を取り除きます。これが根本改善につながっていきます。