頭痛とは?
頭部の床面には脳神経と呼ばれる12対の神経が脳から直接伸びます。そこで、神経の出口を、圧迫や圧力、炎症による刺激が持続的に加わることで頭痛は発生します。頭や首の筋肉が伸び縮みしたりすると、それぞれの部位で痛みの刺激を受け取る部分が反応して頭痛となります。
機能性頭痛の分類
機能性頭痛は大きく3種類に分かれます。それは、筋緊張性頭痛、血管性頭痛、群発頭痛と呼ばれています。しかし、機能性頭痛の範疇に属するものは、原因となる刺激は同一である傾向が強いのも特徴です。さらには、改善方法もそれほど違いがありません。したがって、分類はあくまで症状の出方に対するものです。
そのため、根本的な原因は、頭部への圧力(特に内圧)の上昇です。そこで、緊張性頭痛では筋肉の緊張による圧力が痛みの原因となります。血管性頭痛では、圧力に対する血流の拡張が原因となります。さらに、群発頭痛では、圧力に対する神経の興奮が原因となる。といった具合になります。