千葉市中央区大森台にある整体で姿勢を美しく。
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肩こりからくる頭痛の症状とは?予防法や原因について解説
仕事で長時間同じ姿勢でパソコンに向かっていたり、暇な時にずっとスマホを眺めていたりすると、首から肩にかけてこった状態になる方は多いのではないでしょうか。
徐々に肩こりの状態が改善されず、肩こりからくる頭痛に悩まされるケースも多く見受けられます。
今回は、肩こりからくる頭痛の原因や症状、対処法について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
肩こりからくる頭痛の原因
頭痛は大きく分けて、偏頭痛と緊張型頭痛の2種類があります。
肩こりからくる頭痛は、緊張型頭痛に分類されます。
日常的に姿勢が悪いこと、精神的なストレスを感じていること、運動不足などが原因で、首の後ろから肩、背中にかけて広がる増帽筋がこったり、こわばったりします。
これが肩こりに繋がるのです。
肩がこった状態になると、血流が悪くなります。
その結果、痛みに関連する物質が蓄積され、頭痛を引き起こす原因となります。
増帽筋だけでなく、首周りや肩のさまざまな筋肉も肩こりに関係しています。
これらの筋肉は、重い頭を支える重要な役割を果たしています。
重さを支えるために必要な筋肉がこったりこわばったりすると、一気に不調につながることがあります。
肩こりが原因の頭痛は発生のタイミングがある
偏頭痛などは、突然痛みを感じるケースがほとんどです。
一方で、肩こりが原因の頭痛は日中や夕方に痛みを感じやすいといえます。
緊張型頭痛は、長時間同じ姿勢や作業を継続することで、首や肩周辺の筋肉がこわばり、血流が悪くなってしまうために頭痛を引き起こします。
そのため、肩こりが原因の場合はいつも痛くなるタイミングが決まっている可能性が高いです。
タイミング関係なく、慢性的に痛みを感じるようになった場合は専門医の受診をしましょう。
肩こりからくる頭痛の症状
肩こりからくる頭痛の症状は、以下のような特徴があります。
- 締め付けられるような圧迫感がある
- 鈍い痛みが長く続く
- めまいを伴う
頭痛と一言で言っても、痛みの程度や感じ方はさまざまあります。
肩こりからくる頭痛の場合、後頭部が痛む傾向があります。
何かで締め付けられているような圧迫感のある痛みを感じやすいです。
また、ズキズキとした激しい痛みにはならず、鈍痛が継続的に続くケースが多く見受けられます。
肩こりによって血流が悪くなっているため、後頭部から肩にかけて重たく、どんよりとした痛みが続くのです。
肩こりによって血流が悪くなると、頭痛だけでなく、頭がぼーっとしたり、めまいがしたりするケースもあります。
頭痛が起きた時に、ふらついたり、姿勢を保てないなどの症状は、肩こりからくる頭痛の症状の一つです。
肩こりが原因の頭痛の予防法
緊張型頭痛は、肩こりからくる頭痛ですが引き起こしにくくなる対処法があります。
痛み止めは、一時的な対処に過ぎません。
そのため、しっかりと日常的に予防策を講じることが重要です。
日頃から予防を行うことで、頭痛が起こりにくい状況を作り出すことができるでしょう。
以下で予防法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
姿勢の改善
姿勢の改善は、血流を良くするためにも必須です。
起立している時の姿勢はもちろん、椅子に座っている時の姿勢も重要です。
座っている時の正しい姿勢は、骨盤が立っていて、背中が自然と伸び、首と頭がまっすぐになっている状態です。
骨盤が前傾していると反り腰になりますし、逆に後傾していると猫背になります。
デスクワークが多い人は、椅子の高さを調整して低くなっていないか確認してみましょう。
低すぎる椅子に座っていると、背中を丸めてしまいやすくなります。
座った時に自分の肘を曲げた時に、デスクの上に乗るくらいの高さがベストです。
隙間時間にストレッチ
長時間同じ姿勢を続けることは、緊張型頭痛を引き起こす一番の原因と言えます。
体を動かさずにずっと同じ姿勢で作業を続けると、筋肉は緊張状態が続いてしまいます。
そのため、適宜ストレッチを行うことが重要です。
仕事の合間や、朝起きた時、寝る前、疲れたと感じた時など、自分ができそうなタイミングで簡単なストレッチを行ってください。
すぐにできる方法としては、以下のとおりです。
- 首をゆっくり前後に5回動かす
- 首をゆっくり左右に5回動かす
- 首を左右交互に5回ずつゆっくりと回す
特にデスクワークをしている人は、首のストレッチは大事なので隙間時間を見つけてしてみましょう。
頭痛だけではなく、首や肩の痛みも強い人は、以下の肩甲骨ストレッチを試して見てください。
- 両肩をゆっくり上げて下ろすを10回繰り返す
- 両肩をゆっくり上げて前後に回して下ろすを10回繰り返す
深呼吸しながら肩を上げ下ろしすることがポイントなので、呼吸を意識します。
疲れたな、頭が痛いな、と思うタイミングでストレッチをすると、リラックス効果も得られるため、試してみましょう。
肩周りを温める
血流が悪くなっているので、肩周りを入浴やホットタオルなどで温めることも効果的です。
体が温まると、血管が広がるので筋肉が柔らかい状態に戻ります。
肩こりは頭痛にもつながります。
さらに疲労感も引き起こす場合があります。
そのような場合は、筋肉の緊張状態がほぐれることで疲労回復にも効果が期待できるでしょう。
枕を変えてみる
日常使用している枕の高さが合っていないと、首に負担をかけてしまいます。
起床時に肩や背中にハリや痛みを感じる場合があります。
このような症状は、肩こりを引き起こす原因の一つである可能性が高いです。
枕の高さが高すぎる、または低すぎると、首や肩に負担がかかります。
その結果、寝ている間も筋肉が緊張状態になってしまいます。
理想的な枕は、後頭部から首筋、肩までを自然なカーブで支えるものです。
このような枕は、自然で無理のない姿勢を維持できるように設計されています。
枕との相性が悪いと睡眠の質も下がってしまう恐れがあります。
一度専門店などで相談してみるのも1つの方法といえます。
見セルフケアが難しい時は整骨院の利用もおすすめ
『ストレッチや姿勢など毎日意識していてもなかなか肩こりが改善されない。』『頭痛が辛いと感じる。』などといった場合は、整骨院の利用もおすすめです。
整骨院であれば、頭痛の原因を根本的に解決できるように骨盤の歪みや体のバランスも一緒に整えます。
肩こり以外の症状も適宜対応可能です。
長く続く頭痛・肩こりに悩まされている時は、整骨院の利用を検討してみましょう。
まとめ
今回は、肩こりからくる頭痛の症状や原因について紹介しました。
長時間同じ姿勢を続けることやストレスなどが原因で、筋肉が緊張した状態が続くと、頭痛を引き起こしやすくなります。
そのため、今回紹介した予防法を試していただき、頭痛が起きにくい状況をつくりましょう。
なかなか改善が見込まれない場合は、整骨院の利用もおすすめですよ。