千葉市中央区大森台駅徒歩30秒にある整体で姿勢を美しく。
京成「大森台駅」徒歩1分のあしたば整骨院の久保です。
慢性的な頭痛に悩んでいる人の中には、ツボを押してみる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いくらツボを押しても、誤った押し方をしていると、効果が現れない場合もあります。
むしろ逆効果になりえます。
今回、おすすめのツボや効果を高めるポイントを紹介を紹介させていただきます。
即効性があり頭痛を和らげるツボとは?おすすめのツボや効果を高めるポイントを紹介
頭痛は、多くの人が日常的に経験する症状だといえます。
仕事中や家事、育児の最中に突如として頭痛に悩まされたり、リラックスしている状態でもなんとなく頭に鈍痛があったりとあらゆるタイミングで頭痛は発症します。
頭痛がどんどんひどくなると、集中力も低下してしまいますし、生活の質も大きく損なわれてしまうでしょう。
鎮痛剤などに頼りたくない、と思う方におすすめなのはツボ押しです。
今回は、即効性があり頭痛を和らげるおすすめのツボをご紹介します。
即効性があり頭痛におすすめのツボ5選
体には、数多くのツボが存在しており、それぞれのツボで期待できる効果に違いがあります。以下では頭痛におすすめのツボを5つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
百会(ひゃくえ)
頭の中心線上で、ちょうど頭頂部に位置するツボです。
頭痛全般に効果が期待できる万能なツボ。
特にイライラしやすい人やストレスが溜まっている人におすすめといえます。
精神的な緊張、ストレスを抱えることで頭痛は引き起こされやすいので、気になった時に押してみましょう。
押し方は、指の腹を使用してゆっくりと押してください。
押しているときに円を描くようにマッサージを行い、深呼吸を意識しながら1〜2分間行うことで、リラックス効果と痛みの緩和効果が得られやすいです。
太衝(たいしょう)
足の甲の部分で親指と人差し指の骨が交わる部分にある、ツボです。
太衝は、肝が気を流す働きを促す効果が期待できます。
肝というのは東洋医学の臓腑の1つで、気を体の隅々まで淀みなく流す作用があります。
日常生活の疲れやストレスによって働きが悪くなり、体内の気の回りが悪くなります。
そのような状態になると、めまいや頭痛の原因にもなります。
不調を感じた場合は早めに押してみてください。
押し方は、親指で太衝を強めに刺激し、円を描くようにマッサージしましょう。
痛みを感じる程度に押すのがベストで、片足につき1分間ほど押し続けてください。
風池(ふうち)
耳の後ろから首の後ろ側にかけてくぼんでいる部分にある、ツボです。
片頭痛や目の疲れによる頭痛に効果が期待できます。
自律神経を整える効果も期待できるため、頭痛時に感じる疲労感や目の奥の痛みなどの軽減にも役立ちます。
押し方は、親指でやや強めに押しましょう。
圧をかけながら、頭を少しだけ上下に動かしてみると、深く刺激を与えることができて効果がより期待できます。
1回につき10〜15秒ほどを目安に押して、離しては再度押してを繰り返してください。
天柱(てんちゅう)
首の後ろ側で髪の生え際部分にある、ツボです。
首の中心から大体指2本分外側に位置しており、頭痛以外にも首や肩のコリにも効くツボとして知られています。
緊張型頭痛、片頭痛どちらにも効果が期待できるので、痛みを感じた時は活用しましょう。
天柱は、血行を促進する効果が期待できるので、疲労回復に役立ちます。
長時間のデスクワークやスマホの使用に疲れた時にも、利用しやすいツボです。
押し方は、両手の親指を天柱に当てて、後頭部を支えながら頭を前にゆっくり倒すようにして圧をかけていきましょう。
深呼吸しながら10秒ほど押し続けると、少しずつ頭痛への効果が期待できます。
頭痛の際は、後頭部に痛みを感じる人も多いので天柱だけではなくてその上にかけて広範囲で押しても有効です。
合谷(こうごく)
親指と人差し指の骨が交わっている部分にあるツボで、頭痛だけではなく肩こりやストレス解消にも効果が期待できます。
疲れたな、と感じた時やリラックスしたいと思った時に押すと効果的でしょう。
筋肉のコリやストレスによって引き起こされる緊張型頭痛に悩んでいる人におすすめのツボで、日常的なケアとしても有効的です。
押し方は、反対の手の親指と人差し指で合谷の部分を押し込み、少し強いかなと思う程度に刺激を与えてください。
5〜10秒程度押し続け、一度離してまた5〜10秒押すを繰り返しましょう。
数回繰り返していくうちに頭痛の緩和が期待できます。
ポイントは、手の甲側から押すことと、親指と人差し指の間の真ん中ではなく人差し指の骨側に向かって押すことです。
ツボ押しの効果をアップさせるポイント

ツボ押しは、頭痛に効果期待できます。
以下では、より効果をアップさせるポイントをみていきましょう。
ツボ押しを習慣づける
即効性は期待できます
しかし、ツボ押しを一時的な対処法としてだけではなく、日常のケアの一環として取り入れることも大切だといえます。
頭痛は一度治っても、また時間の経過とともに再発しやすい症状です。
ツボ押しを習慣づけることによって、体の巡りを良くして頭痛の発生頻度を減らしましょう。
頭痛の頻度が減ることで、身体的なストレスや疲労も軽減できるので、ツボ押しは日常的に有効活用してください。
ツボ押しのタイミングは、自分の手の空いた時で問題ありません。
例えば、朝起きた時や寝る前、通勤・通学中など自分が忘れずに行えるタイミングで行いましょう。
自分の体調に合わせてツボを選ぶ
ツボにはそれぞれの効果があります。
自身の体調に合わせてその時々のツボを選ぶと良いです。
ストレスが溜まっている時に起きた頭痛はこのツボ、と症状や状況に合わせてツボを選択してください。
適切なツボを選択することによって、より効果的な頭痛ケアが可能です。
リラックスした状態で行う
ツボ押しは、リラックスした状態で行うことでより効果を高めることができます。
特に片頭痛が起きている時は、静かで落ち着いた環境が大事なので、ツボ押しの際もリラックスできる環境で行いましょう。
深呼吸を意識し、息を吐く時にツボを押すと体全体の血行が促されて、ツボ押しの効果がより現れやすくなります。
適切な力加減で押す
どのツボを押す際も、痛すぎない・押しすぎない適切な力加減で押してください。
過度な刺激は頭痛の痛みを助長したり、残したりすることがあるので、やりすぎないことが大切です。
いき過ぎた刺激は、ツボの特性を活かせずにバランスが崩れて効果が半減する可能性もあるので注意しましょう。
頭痛のツボ押しで注意すべき点
ツボ押しは頭痛の対処法で効果が期待できます。
しかし、注意点もあるのでよく理解してください。
ツボ押しさえしていればOKというわけではありません。
多角的な判断が必要です。
病気の可能性
一時的にツボ押しで痛みが緩和されても、すぐに痛みが出てくる場合や慢性的な痛み、激しい痛みが続くなどがあれば早めに医療機関を受診しましょう。
頭痛の中には、重大な病気が隠されている可能性もあります
ツボ押しだけに頼らず、医師の診断を受けることも大切です。
病気ではないという場合でも、痛みが続くようであれば整骨院・接骨院への来院も検討しましょう。
頭痛に合わせて適切な施術を提案できるので、試してみてください。
ツボ押しとの相性が悪い可能性
人によっては、ツボ押しとの相性が悪い可能性もあります。
押すことで逆に痛みが強くなる、めまいがするなどが起きるケースも多いので、その場合はすぐにツボ押しを中止しましょう。
ツボ押しは絶対的な効果があるわけではないため、対処法の1つとしてとらえることが大切です。
頭痛の対処法は、投薬やマッサージ、整骨院・接骨院での施術などさまざまな方法があるため、慎重に検討してください。
まとめ
今回は、頭痛に効く即効性が高いツボについて紹介しました。
多くのツボが頭痛に効果が期待できるので、自分で押しやすいと思うツボを試してみましょう。
ツボの押し方はそれぞれ違うので、適切な押し方と力加減を理解して行ってください。
今回紹介したツボや注意点について参考にしていただき、頭痛をコントロールしていきましょう。