片頭痛

片頭痛とは、光や音、においなどさまざまな環境での刺激により神経伝達物質が分泌されます。それらの働きで、脳の表面(硬膜)の神経と血管の周囲に炎症がおこり、血管が拡張して頭痛が起こると考えられています。また、遺伝的な要素にも関連すると考えられています。片頭痛は家族性に発症する傾向があり、片頭痛患者の3分の2は肉親にも片頭痛の患者がいます。さらに、うつ病、不安神経症、双極性障害など、様々な精神障害と片頭痛の関連は認められています。
しかし、片頭痛のメカニズムはまだ確定しておらず、神経説や血管説、三叉神経血管説などの検討、研究が今もされています。
なお、片頭痛についてNPO標準医療情報センターのホームページ『片頭痛』をご覧ください

特徴

千葉で有名な整体あしたば整骨院 頭痛 悩み

  • 頭の片側または両側がズキンズキンと脈打つように頭が痛い
  • 身体を動かすことでより頭が痛い
  • 数時間から数日間続く頭痛
  • 月に平均2~6回の頭痛発作が起こるが、発作が過ぎれば体調に問題はない
  • 吐き気や嘔吐を伴う頭痛
  • 普段はなんでもないような光や音に対して過敏になる
  • 繰り返し起こり、仕事や家事に支障をきたすほどの痛みを伴う頭痛
  • ご家族に同じような頭痛を持つ方がいる
  • 頭痛の前に、生あくびや首すじの張り、空腹感などの予兆をともなうことが多い

片頭痛が起こる原因

片頭痛に関して、解明されていないことが多く研究がされています。以前は脳の血管が収縮して前兆が起こり、その後、血管が拡張して頭痛が起こる『血管拡張説』と考えられていました。しかし、最近では脳の一箇所で起こった痛みが血管や神経を介して頭痛を起きる『中枢起源説』や、脳内の血管と血液神経(三叉神経終末)とに関連して頭痛が起こる『三叉神経血管説』があります。また片頭痛は肉親に同じような頭痛を持つ人が多いため、遺伝的な要素があると考えられています。さらには、20代から40代の女性に多く、生理前から生理中に頭痛が起こりがちであるため、女性ホルモンとの関係性も疑われていますが、もちろん男性にも起こります。

血管拡張説

脳血管が収縮した後、急激に拡張することで血流が一気に流れ、片頭痛が起こると考えられていました。
これは血管拡張性物質である (calcitonin generelated peptideCGRP)が関与している可能性は高いと思われるからのようです。しかし、片頭痛のガイドラインでは、「血管拡張説はやや否定的」と記載されています。「血管拡張説はやや否定的」に関しては、2013年片頭痛のガイドラインをご覧ください。

中枢起源説

三叉神経などの末梢ではなく、痛みを感じる「脳幹」という部分が関与しているのではと考えられています。
脳幹で痛みを感じる脳幹部の受容体(皮質拡延性抑制(CSD))と呼ばれる部位が炎症物質に刺激されることで、前兆や片頭痛が起こると考えられているのです。

三叉神経血管説

片頭痛のメカニズムとして一番有力視されています。三叉神経とは、脳の中でも最も太い神経です。主に脳血管の周囲にあります。その三叉神経が刺激されて、脳硬膜の血管のまわりに炎症が起こります。そして、頭が痛くなると考えられています。

 

血管拡張、三叉神経、脳の中枢すべてに関与する物質として、神経伝達物質のセロトニンがあります。セロトニンには血管収縮作用もあり、セロトニンの受容体の一つである5-HT1B/1D受容体を作動させるお薬(トリプタン製剤)が片頭痛に効果を発揮することからも、有力視されています。

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