剥離骨折

    剥離骨折と裂離骨折


    剥離骨折の損傷部位。頭痛に効果あり。千葉の整体。剥離骨折

    筋肉の伸縮力によって起こる骨折のこと。骨が接している靱帯などから剥がれる症状がみられ、長期間の治療が必要になることもあります。ある部位を酷使するスポーツ選手に起こりやすく、さらに骨の強度が損なわれた状態のときに起こるため、日頃の運動とカルシウムの不足が原因となることも多いと言われています。指部分の剥離骨折は「突き指」のような軽傷として認識され、骨折箇所や度合いにもよりますが、完全骨折などと比べると発症時の痛みは軽く捻挫と勘違いすることもあります。

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    筋肉が伸び縮みすることによって起こる骨折の総称。激しいスポーツや運動などでダッシュ、ジャンプ、ボールをキックするなどをしたときに筋肉が骨を引きちぎるようにして裂離骨折をすることがあります。特に、13歳から17歳ごろの成長期にかけては、骨盤の縫工筋と大腿筋膜張筋が付着する上前腸骨棘、そして下前腸骨棘の裂離骨折についてはいまだ骨と骨でつながっていないため、軟骨でやや脆くなっています。そのため、裂離骨折をしやすい箇所と言えます。また、足関節でも裂離骨折が起こる場合があります。足を内側にひねってしまったときに、前距腓靭帯に引っ張られてしまい、腓骨(くるぶし)の一部が剥がれるといった症状がみられます。

    どちらも筋肉の伸縮力によって起こる骨折を言い、正式名称は「裂離骨折」ですが一般的には「剥離骨折」と呼ばれています。(こちらのページでも剥離骨折と統一させていただきます)

    原因


    腱や靭帯などが骨に付着する部位において、急激に強い力が加わることにより起こる可能性があります。

        • 事故などにより不意に大きな衝撃を受けた時
        • 高い所からの転落
        • つまずいて転倒した時
        • タンスに足の小指を強打した時
        • 突然の方向転換や急激な衝撃に耐えるために強く踏ん張った時

     

    症状


      • 骨折した部位での痛みや腫れ、皮下出血
      • 感覚障害
      • 歩行困難(歩きづらい、立っていることができない)
        ※捻挫や打撲と同じような痛みの場合もある

     

    検査方法


    診察

    問診にて受傷時の状況を確認し受傷部位の痛みや骨のズレなどの有無を診ます。
    剥離骨折が疑われる場会、画像検査にて詳細を評価します。

    レントゲン検査

    骨のズレや骨折の有無を診断

    CT・MRI検査

    レントゲンでは診断がつかない場合に行うこともあります。

     

    治療


    応急処置
    ・受傷部位の安静
    ・アイスパックなどで患部を冷やす
    ・痛い場所を圧迫する
    ・受傷部位を心臓より高い位置に挙げる

    ※痛みや腫れが強く感覚障害や歩行困難を伴う場合、早めに適切な処置を受けることが重要です。

    保存治療(軽傷の場合)
    損傷部位を特定し安静を図り、数週間程度で治癒することが見込まれます。局所の固定時には、ギブスなどを用いることもあります。
    さらに痛みが強い場合は、鎮痛剤を服用する場合もあります。
    目安:4~6週で、軽い運動が可能
    2~3ヶ月でスポーツ復帰可能

    手術(重症の場合)
    骨のずれや骨折の大きさにより手術をおこなうことがあります。
    剥がれてしまった骨片を修復する手術やスクリューやワイヤー(軟鋼線)などにより剥離した骨片を留める手術、さらに別の部位から取ってきた移植腱を用いた靭帯再建術などといった手術になるようです。
    さらに腱や靭帯も損傷を受けている場合、同時に修復することがあります。

    剥離骨折は程度や人により、打撲や捻挫と同じような痛みのため、放置してしまう方が多くいるようです。しかし、剥離骨折の場合、負傷部位は小さな骨片なので栄養を運ぶ血行に乏しく、通常の骨折と比べても骨癒合しにくいと言われています。負傷部位が腫れ、圧痛があり内出血がある場合は早めに病院を受診されることをお勧めいたします。

     

    骨折治療後の不快な症状に整体を


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    筋挫傷とは?>>>

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