筋挫傷

    筋挫傷


    筋挫傷とは?
    そもそも、挫傷とは外力が加わったことにより皮下組織や筋肉、腱などが損傷し痛みや内出血が生じる外傷です。

    中でも、衝突などといった外からの力により、筋肉に損傷を受けたものが筋挫傷です。

    サッカーやラグビーなど相手との接触があるスポーツをする際に起こりやすく、加わった外力が大きい場合には、骨の損傷や骨折を合併することもあります。

    一方で、接触はなく運動中に痛めた場合は、一般的には「肉離れ」と呼ばれます。呼称が異なりますが状態は同じものです。

    また、損傷が大きいと、損傷している部位に酸素や栄養などが行き渡らず壊死する場合もあります。こういうときは要注意です。

    ※挫傷と挫創の違い
    挫創(ざそう)は「転んで血が出た」「割れたガラスを踏み、ケガをした」「カッターで切ってしまった」など皮膚を傷つけてしまった場合をいいます。

    挫創の場合は、一般的に形成外科に受診し開いている傷口の処置を行います。
    しかし、傷口の大きさや深さによっては、大きな病院での処置となりますし、目の近くだったりすれば眼科での処置になる場合もあります。

    したがって、病院へ行く前に電話で確認することをお勧めします。その際には、傷の大きさ、傷の場所、ケガをした日時や状況などを明確に伝えるようにしましょう。

     

    症状


    • 痛み
    • 腫れ
    • 出血(皮下出血)

    画像診断


    レントゲン検査

    ・骨折の有無の確認
    ・受傷後しばらくして生じる骨化性筋炎の診断

    超音波(エコー)検査

    ・表在の筋外傷の診断
    ・経過観察

    筋を動かしながらの検査も可能であり動的な評価もできます。しかし、損傷の全体像の把握や、深部の損傷の検出が困難な場合があり、出血と液体貯留の区別や、新しい損傷と古い損傷の区別が困難なこともあります。

    MRI検査

    ・筋外傷(筋肉等の軟部組織や骨の状態)の診断
    超音波検査より広範囲かつ、深部まで描出できるので微細な病変の発見をすることができます。

    筋挫傷の治療


    軽傷の場合はRICE処置により、数日で痛みや腫れの軽減が見込まれます。しかし、重症の場合はリハビリテーションを行い、関節の可動域の改善を図ります。その後、関節の動きが正常に戻りましたら、スクワットや痛みのないスポーツなど少しずつ始めることが可能となります。

    RICE処置(軽症の場合)

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      • 安静(Rest)

    目的:損傷部位の腫脹(はれ)や血管・神経の損傷を防ぐ
    方法:副子やテーピングにて、損傷部位を固定

      • 冷却(Iceing)

    目的:二次性の低酸素障害による細胞壊死と腫脹を抑える
    方法:アイシング(ビ二ール袋やアイスバッグに氷を入れて、患部を冷却。15~20分冷却したら(患部の感覚が無くなったら)はずし、また痛みが出てきたら冷やす。これを1~3日間繰り返す。 )
    ※なるべく直接氷をあてずに、アンダーラップを巻いたり、氷の入ったビ二ール袋をタオルでくるむようにしましょう。

      • 圧迫(Compression)

    目的:患部の内出血や腫脹を防ぐ
    方法:腫脹が予想される部位にスポンジやテーピングパッドをあて、テーピングや弾性包帯で軽く圧迫ぎみに固定
    ※ときどき指先などをつまんで感覚や皮膚・爪の色をチェックするようにしましょう。

      • 挙上(Elevation)

    目的:腫脹の抑制と軽減
    方法:損傷部位を心臓より高く挙げるようにします

    筋挫傷の予防方法


    きちんと準備運動をしましょう。
    筋挫傷は筋肉の柔軟性を確保することにより、予防が見込まれます。準備運動にストレッチを組み込み、スポーツ前後に行うよう心掛けましょう。さらに出来る限り毎日行うことが望ましいと言われています。

    関節の可動域を広げるには


    千葉にある『あしたば整骨院』では、関節を自然な位置に整える根本治療をおこなっております。関節の位置が整うことにより、関節の可動域を広げ、筋挫傷の予防にお役立て頂けます。さらには無理なく自然に筋肉を使うことができ、本来の運動能力に近づける可能性もあります。

    痛くない怖くない整体ですので、お子様からご年配の方まで安心して施術を受けて頂けます。是非お試し頂けますと幸いです。

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