表情筋を正しく鍛えて好印象に
加齢と共に皮膚が下がり、ほうれい線が目立つようになってきます。さらにリモートワークやマスク着用などにより対面で人と話す機会が減り、無表情でいる時間が長くなる傾向にありました。無表情でいる間は表情筋を使わないため、筋肉が硬くなり筋力の低下を招きます。したがって表情筋が衰えやすくなり、しわやたるみの原因の一つとなりえます。
表情筋とは？
顔の構造は外側から皮膚、脂肪、筋肉となっています。その中でも顔の筋肉である表情筋は30種類以上あると言われています。表情筋は、頰や目、鼻、口などを動かし顔の表情をつくり、さらには『まばたきをする』『話しをする』『食べたりする』など欠かせない筋肉になります。
また表情筋は大きく分けると以下の2種類があります。
表層筋・・・主に表情を作る筋肉。皮膚についている。
深層筋・・・骨の近く深い所にあるインナーマッスルであり、表情筋を支えている。さらに血液からの栄養分を運び、老廃物を取り除くポンプの働きをしている。
表情筋が衰える原因
加齢
40歳前後を過ぎると筋肉を構成する筋線維の本数が減少していくと言われています。意識して鍛えることが大切。
表情筋を使わない
『人と話す機会が少ない』『仕事などでパソコンに長時間向かっている』などといった時には無表情となり表情筋が使われていません。さらにマスクで隠れていた口元や頬周りの筋肉が使われにくいと言われています。
表情筋を鍛えるメリット
シワやたるみ、顔のくすみの改善
加齢により筋力が低下し、皮下脂肪が垂れ下がることによりシワやたるみを招きます。したがって、表情筋を正しく鍛えることにより肌が引き上がりハリが出てきます。さらにシワやたるみの改善も見込まれます。
豊かな表情になる
使わない筋肉は凝り固まり、衰えていきます。しかし、凝り固まった表情筋は鍛えたりほぐすことにより自然な表情が作れるようになります。さらに、感情表現が豊かになると、より表情筋をしっかりと使われるようになりシワやたるみを防げることとなります。
見た目年齢のアップ
筋力の衰えは、血流の悪化を招きます。顔の血流が悪化することにより、顔全体がくすんで見えてしまうこともあります。
正しく鍛え上手に表情筋を使えば、顔の血流が良くなることによる『くすみ改善』、さらにハリが出てくることにより『若々しいお顔になる』可能性もあります。
活舌がよくなる
口の周辺にある筋肉が衰えることにより、活舌が悪くなることもあります。会話の中で聞き返されることや舌を噛んでしまうことが増えたと思う方は表情筋が衰えている可能性もあります。
表情筋トレーニング
普段の生活で使われる表情筋は、全体の30％と言われています。したがって、意識して筋肉を使い鍛えることが大切と言えます。しかし、鍛えすぎると筋肉の伸縮によりダメージを与えてしまい逆効果になる可能性もあります。
正しく鍛えることが大切です。毎日コツコツと無理なく頑張り過ぎないようにしましょう。
頭皮マッサージ
必ず指の腹や手のひらでやさしく行いましょう。
①手のひら全体を使い、頭皮全体をゆっくりと大きく動かします。耳の上から頭頂部に向かってほぐしたら、後頭部をほぐしましょう。
②前髪の生え際から頭頂部に向かって、指の腹で頭皮を包むように揉みほぐします。頭頂部のツボも刺激します。
③耳の上の髪の生え際から後頭部へ向かって、手の根元を使ってぐるぐると円を描くように。最後は、首の付け根を両手ではさみこみます。
④頭の上で手を組み、両手の根元で頭皮をはさみこみ、上にもみ上げるようにマッサージします。
⑤人差し指と中指の腹でこめかみのツボをグルグルと押したら、終了です。
整体と表情筋
あしたば整骨院では関節の位置を揃え、骨格を自然な位置に整える『根本治療』を目指しております。姿勢の歪みは肩や腰だけでなく、顔の血流にまで影響を及ぼします。さらに嚙み合わせが悪くなることもあります。
あしたば整骨院の『ゆらゆら整体』は、痛くない怖くない優しい整体です。小さなお子様からご年配の方まで安心して施術を受けて頂けます。是非、一度受けて頂けますと幸いです。