2023年1月、政府から「新型コロナウイルスの位置づけを5月8日より現在の「2類相当」から「5類」に移行する方針であると発表されました。
新型コロナウイルスは2020年に猛威を振るい私たちの生活に大きな変化をもたらしました。
今では当たり前のように着用しているマスクも3月13日以降は個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることになります。
なお、厚生労働省はマスクの着用が効果的な場面などをまとめたリーフレットを作成し、ホームページなどで分かりやすく周知することにしています。
マスクとは?
天然繊維・化学繊維の織編物または不織布を主な本体材料とし、口と鼻を覆う形をしたもの。花粉やホコリなどの粒子が体内に侵入するのを防ぐ役割をしています。さらに、風邪などの咳やくしゃみの飛沫の飛散を抑制することを目的としたものを言います。
マスクの効果
咳やくしゃみのある人がマスクをつけた場合、最も効果を発揮すると言われています。患者がマスクをつけることにより、ウイルスを含んだ飛沫による周囲の汚染を減少させることが見込まれます。
一方、風邪やインフルエンザを防ぐためにマスクをつけた場合は、不織布マスクであってもウイルスの侵入を100%防ぐことは難しいようです。その理由は「マスクの構造の問題」と「ウイルスの付着」などが関係してきます。
構造の問題とは?
不織布とは繊維を織らずに絡み合わせたシート状の布のことを言います。よって繊維と繊維の隙間があり呼吸をすることができます。しかし、その隙間より小さい微小なウイルスはその隙間から侵入することが可能となります。また、外科手術など医療現場ではサージカルマスクが用いられています。しかし、サージカルマスクはドラッグストアなどで市販されている一般的な不織布マスクより目が細かく呼吸がしにくいと言われております。日本ではサージカルマスクの定義を細かく定めた規定がありません。米国の医療用マスクの規格に沿ったものが基本的にはサージカルマスクとみなされることが多いです。
ウイルスの付着とは?
ウイルスは飛沫などと放出されます。そして身の回りの物に付着したウイルスが手や指などに付着。さらに、そこから目や鼻そして呼吸器に運ばれ感染することもあります。そういった場合は、目で見ることができないウイルスなのでマスクだけで確実に防ぐことは難しいと思われます。
ポイント
風邪やインフルエンザ患者を看病する際、
くしゃみや咳などを直接浴びる可能性がある場合には予防効果があると考えられます。
正しい使用方法
顔との隙間を協力減らすため、顔に合ったサイズや形のマスクを選択し、正しくマスクをつけましょう。
ポイント
鼻と口の両方を確実に覆う
場合により、ゴムなど結び調節しましょう
2023年3月13日以降のマスク着用について
2023年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることになります。またお子様につきましては、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要と言われています。
今後も衛生管理を徹底していきます
あしたば整骨院では、院内清掃や手洗い、スタッフの健康管理を引き続き徹底していきたいと思います。
なお、スタッフは飛沫を防ぐため、引き続きマスクの着用をさせて頂きます。聞き取りにくい場合もありご不便おかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。