『加齢』と『老化』
『加齢』と『老化』は同じこととと思われている方もいらっしゃると思いますが違うものになります。
まず『加齢』とは、誕生してからの年数になります。年齢という事になります。
一方『老化』とは、加齢により筋力の低下や臓器や器官などの機能の低下などの症状が現れることになります。 つまり『老化』とは、生理機能の衰退のことです。なお、成人するまでは『老化』ではなく『成長』と言います。
極めて稀ですが国の難病指定『早老症』というのもあります。これは、特定の遺伝子に生まれつき異常があり、正常な人よりも早いスピードで老化してしまう病気です。なお、国の難病指定『早老症』につきましては厚生労働省のホームページをご覧ください。
『老化』とは『身体の酸化』
身体の老化とは、細胞が酸化をしていくことを言います。なお、酸化する原因は『活性酸素』と言われています。身体が酸素をエネルギーとして利用する時に私たちの身体の中で『活性酸素』は作られ、多く作られる要因は日常生活に多く存在しています。さらに『活性酸素』が増えると、老化、がん、シワ、しみ、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの生活習慣病の原因となります。
『活性酸素』を減らすためには『抗酸化物質』の摂取がおすすめです。『抗酸化物質』とは、酸化されやすい物質をいいます。
『活性酸素』は私たちの身体を酸化する前に『抗酸化物質』を酸化します。そのように『抗酸化物質』が酸化することにより、私たちの体の細胞は酸化から防ぐことが出来るのです。また、『抗酸化物質』は多く摂取することにより身体に悪影響を及ぼすとは言われていません。より多くの『抗酸化物質』摂取し、老化の進行を防ぎたいものです。
アメリカでは、臨床試験など実施しており、抗酸化物質の豊富な食物を多く摂取することが病気の予防に役立つことを示唆しています。アメリカでの『抗酸化物質』については、厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』抗酸化物質Antioxidants In Depthのページをご覧ください。
『老化』を進行させないために整体でできることは
只今、準備中です。少々お待ちください。
老化FAQ
歳をとると、なぜ姿勢が悪くなるのでしょうか?
年齢を重ねると、また、少しずつ関節の適合性(アライメント)が乱れてくるため、それに対応しようと骨格全体でバランスをとろうとします。骨格を支持する筋肉が低下します。そのため、見た目の姿勢が悪くなります。見た目の姿勢が悪くなったとしても必ずしも身体が悪くなるわけではありません。骨格は歪むことでバランスをとります。その結果として、平衡状態をキープしているうちは痛みや張りなどの症状が出ない場合があります。姿勢が悪くても身体には全く異常を感じない人がいるのはこのためです。但し長い期間、悪い姿勢や骨格が歪んだ状態であり続けると、関節や骨の構造的な障害が発生します。
50歳代前半で身体のあちこちが痛みますが、これから整体を受けてもすでに手遅れでしょうか?
関節の変形は40歳代から画像で認められるようです。さらに50歳代になると、関節の変形による不具合を実感されるようになります。
一度変形した関節が元に戻ることはありません。ただし、進行を遅らせることは可能です。
その方法として、整体による骨格のバランスを維持しておくことが挙げられます。
また、年齢は早いに越したことはありませんが、遅すぎることもありません。しかし、変形が進まないことは、見た目の美しさにも影響が出てきます。
ゆえに美しさと健康を両立させるうえでもバランスの良い身体は必須です。
あともう一点、身体の痛みについてです。
痛みの出る身体は基本的に歪みがあります。それゆえに関節に負担がかかっています。
そしてその状態が長期間続くと、関節周囲の筋肉が緊張するために関節内圧が高まります。その結果、関節内は軟骨を削る動きを出してしまうのです。
まさに負のスパイラルに突入してしまいます。バランスを整えて関節への負担が減少するように取り組みましょう。