骨盤あしぶみとは?
今回ご紹介する体操は、骨盤を自然の位置に整えるセルフケアです。
※骨盤あしぶみは身体のねじれを予防する効果がありますが、歪みを治すための体操にはなりません。
治療ではない
また、痛みのある身体には向きません。特に腰に痛みがある場合には、あしたば整骨院で施術する方が改善のスピードが早いです。
骨盤あしぶみの解説
骨盤あしぶみの各ステップを説明すると共に、どのような意図で行なっているかの詳細を解説いたします。
身体を右に回す
身体を右に回すことで背骨のねじれを少なくしていきます。
おそらく、お気づきの方もいらっしゃると思います。何故、右だけに回しているのか?という疑問があります。
身体は左にねじれやすい
これは、急性の回旋では左右どちらにも問題が考えられますが、蓄積するねじれに関しては左向きに進んでいく傾向があります。
そのため、右に回してねじれを解消することになります。これは、ほとんどの方に当てはまります。
身体をひねったまま、両手で骨盤を掴みます
次に、ひねった身体をおさえて、回転トルクを保持する動きです。
これにより、このあとまっすぐ(正中)に戻っても、ねじれを改善する動きがついたままの状態となります。
掴んだ手を離さずに、正面(正中)に戻ります
ここでは、手を離さず身体を正面に戻すことが重要です。手を離してしまうと、ねじれを改善する働きは無くなってしまうため、再度最初からやり直しとなります。
足踏みに合わせて、手で骨盤を前後に動かします
骨盤は歩行時、仙腸関節という骨盤の関節を前後に動かしながら足を前に出します。
したがって、手で仙腸関節の動きをサポートすることで関節の可動性をつけていきます。
足踏みしながら身体を前後・左右に動かします
最後に、身体自体を前後・左右に自ら揺らす事で、関節に遊びをつける事と、関節の位置を調整することに役立ちます。
ポイント&注意点
骨盤を操作する体操のため、軽い力で行なってください。あくまで、関節の遊びをつける事が目的のエクササイズです。
ソフトな力でやりましょう
ギュウギュウも押しながら実施すると、かえって、痛めてしまう結果になりかねないです。
体操もエクササイズも運動も同様ですが、無理な内容や、身体の耐久性を超えた動きは控える事をお勧めいたします。
みなさまの健康な体づくりの一助となれば幸いです。